【ONE N’ ONLY・REIの大人の社会科見学!】MAZDA MUSEUMツアー(前編)
2022/08/30
国内のみならず、東南アジアや中南米でも大人気の6人組男性ダンス&ボーカルユニットONE N' ONLYのボーカリスト、REIさん。超がつく車好きのREIさんと、マツダ本社にお邪魔しました! 今回はREIさんご本人の感想込みで、様子や魅力をレポートしていただきます。
ONE N' ONLY
REI
れい/スターダストプロモーション所属の6人組男性グループONE N' ONLYのボーカリスト。J-POPでも、K-POPでもない、“JK-POP”として唯一無二のスタイルを貫く。YouTubeに公開されたミュージックビデオは世界各国からアクセスが殺到し、合計再生回数は1800万回以上。オフィシャルTiKTokのフォロワー数は450万人を超え、日本人音楽アーティスト1位。動画の総再生回数は2億回を突破!
MAZDA MUSEUMの魅力をREIさんがレポート!(前編)
こんにちは! ONE N’ ONLY REIです。
なんと今回、マツダさんに広島県の本社にご招待していただきました!「大人の社会科見学」をテーマにMAZDA MUSEUMと車を製造する工場を見学させていただいたので、その様子をレポートしていきます!
マツダファンの僕が大興奮している様子もお見逃しなく(笑)。
前編では、MAZDA MUSEUMツアーの様子をレポートします。
当日はマツダ本社に到着してすぐに広報担当の町田さんから、地図で本社の説明をしていただきました。
そこで驚いたのが、広島県の大部分がマツダ本社の工場なんじゃないかと錯覚するほどの広大な敷地!
敷地内には自社で所有する橋や発電所があったり、想像以上の規模感。さすがは日本を代表する自動車メーカーのひとつだ! とそのすごさを感じました。
ご説明をいただいた後、ふとご用意していただいた緑茶を飲もうとペットボトルに手をかけると……!
マツダを代表する軽量FRスポーツカー・初代ロードスター(NA型)が写されていました! マツダ好きの僕としては、細かい部分まで大好きな車を感じられて感無量です。
説明を受けた後は、お待ちかねのMAZDA MUSEUMです。
到着して、まず目に入ったのが入口の看板。
従来は白い背景に青い「MAZDA」と表記されていたらしいのですが、現在は黒い背景にシルバーで「MAZDA」と表記されて、美しさや凛とした強さまで感じるデザインに変わりました。
ミュージアムの中に入ると、まず目に飛び込んできたのは俗に第6世代・第7世代と呼ばれる新世代の車達です。
そしてなんと入口を入って目の前にはロードスターが置いてあるではありませんか! 最も目に付く場所にあることで、"Be a driver."、人と一つになる車造りを体現した走りを楽しんでほしい……というマツダさんの気持ちを全面に感じました!
前田育男さんの考えた魂動デザインをもつ第6世代・第7世代の車達が並ぶことで、美しさと統一感あるデザインがより際立つ! もう興奮が止まりません!
ここにずっといたいくらいですが、ロードスターに別れを告げて次のゾーンへ。案内された先を進んでいくと、道中の廊下はまるで吸い込まれるかのようなデザイン。
聞けば、前田育男さんが"マツダの100年の歴史を表現し、今から昔にタイムスリップしてつないでいく"ことをイメージしたという演出なんだとか。
廊下を抜けるとマツダの歴史を振り返る展示です。
元々は東洋コルク工業というコルクを作る会社から自動車を作っていったのだから本当にすごい……。
最初に作ったものとして紹介されたのは、なんと三輪車。
そのガソリンタンクには三菱のロゴが!
当時は販売ルートを持っておらず、三菱商事さんの力を借りて販売していため、"マツダ"の文字と三菱のロゴが並ぶことになったという、今では考えられない貴重な組み合わせに驚愕です。
次に紹介されているのは、世界初のツーロータリーエンジン搭載車のコスモスポーツです。
マツダといえばやっぱりロータリーエンジンですが、その特徴は通常のエンジンとは違うエネルギーの生み出し方です。
通常のエンジンはシリンダーと呼ばれる筒状の中で燃焼を行い、ピストンを上下運動させることでエネルギーを生み出すのですが、ロータリーエンジンは丸い楕円状の中で燃焼を起こして三角形のおむすびのような形をしたものを回す円運動でエネルギーを作るのです。
そんなロータリーエンジンを進化させ続け、サバンナGT、 RX-7、 RX-8 、ユーノスコスモなど、多くのスポーツカーにロータリーを搭載していった歴史を見ていると……?
なんと、ル・マン24時間レースを日本のメーカーで初めて制覇した787Bが目の前に!! 大興奮です!
実際に、僕もコックピットに入らせてもらったのですが、車内はとても狭くて驚きました。
ここに座って24時間、ドライバーが交代して運転しているのか……! と思うと、改めて過酷なレースなんだと実感しました。
その次の展示はマツダ アテンザ。
初代から掲げた有名な"Zoom-Zoom"というブランドフレーズは、子供がミニカーを走らせるときの声「ブーン・ブーン」から想像した走る喜びを忘れないでほしいという気持ちが込められているのだとか。そして、それを最初に体現したのがこのアテンザです。(ここまで一息)
マツダがまた一つ変わるきっかけになったモデルです。
とても綺麗なアテンザに出会えて、展示車両にくぎ付けになってしまいました。
さらに感動したのが、このモデルのデザインに対する深い愛が伝わる気配り。
というのも、アテンザの総合主査・金井誠太さんのサインが、外から見えるフロントマスクやボディではなく、エンジンルーム内に書かれています。その理由はなんと、「車を汚したくない」という理由。
思わず声が漏れてしまう粋な計らいに、終始ため息が止まりません。
さらに奥に進んでいくと現在のマツダの車種達が登場し、マツダの技術を体験することができます。
まず目に飛び込んだのは、フロント部分がほとんど大破してしまった車。
ドアが開くわけがないほどの悲惨な見た目なのですが、「ドアを開けてみてください」と。
恐る恐るドアハンドルを引いてみると、普通に開閉することができました。
そのまま、この高性能な車たちを生み出す製造方法の見学へ。見せていただいたのは、エンジンを作るための茶色い塊。
ほとんどは金型で作られるエンジン部品ですが、なんとマツダは砂型で作られるシリンダーヘッドを全車種適用しています。砂型は金属型と違ってゆっくり固められるため、複雑な形状にも対応しやすい特徴があるということでした。
時間をかけていいモノを作る、そんなマツダの細かい技術に対するこだわりを感じました。
さらに奥に進むと、驚きと感動の出会いが……。と、まだまだレポートしたいことはあるのですが、ここから先は後編で!
あ、でもちょっとだけ言わせてください。後編では、僕が愛してやまない、尊敬する"あのお方"に遭遇してしまうかもしれません……!
それでは、後編をお楽しみに!
【関連リンク】
- REIさんが「オートモビルカウンシル2022」を巡った記事はこちら
- ONE N' ONLY のメンバーが全員登場した記事はこちら
- マツダミュージアム公式ホームページはこちら(※外部サイトに遷移します)