トヨタの新しい体験試乗「グラビティコントロール」始動!|ニュース&トピックス

トヨタの自動車テーマパークMEGA WEB(メガウェブ)で、近未来型試乗体験イベント「GRAVITY CONTROL(グラビティコントロール)」が実施される。このイベントは「DRIVING KIDS with TOYOTA」というトヨタのプロジェクトチームが提供するもので、車の試乗にこれまでにない2つのテクノロジーを盛り込み、ユーザーに「楽しく」試乗結果を伝える取り組みだ。

1つ目のトピックは、試乗車にセンサーを取り付け、車の加速度、ハンドルコントロール、心拍数を科学的に分析して診断してくれること。性格の異なる車種を乗り比べた時、「どちらの車が自分に合っているのか、どちらの車がワクワクしたか」を客観的に教えてくれる。

2つ目は、車の後ろに設置した「LEDバーサライト」(光の残像を利用して文字や絵柄を見せるライト。発光イメージは写真上のとおり)により、診断結果を美しいビジュアルで描画すること。コーナーでのハンドリングがスムーズに行えた、などのシチュエーションでは「Excellent!!」と表示され、見ている人を楽しませる仕掛けだ。

アクアの標準車と、スポーツバージョン「G's」を乗り比べられる

報道陣にグラビティコントロールのプレゼンを行うトヨタマーケティングジャパンの喜馬(きば)氏。メガウェブでの限定イベントで蓄えたデータを基にシステムを改良し、1年後を目標に全国のトヨタの試乗イベントに展開したい考えだ

報道陣にグラビティコントロールのプレゼンを行うトヨタマーケティングジャパンの喜馬(きば)氏。メガウェブでの限定イベントで蓄えたデータを基にシステムを改良し、1年後を目標に全国のトヨタの試乗イベントに展開したい考えだ

こちらは標準車のアクア。ドライバーは1人で乗り込み、助手席のインストラクターの指示通りの速度まで加速、減速し、コーナリングを行う。その動きが計測され、結果が診断されるのだ

こちらは標準車のアクア。ドライバーは1人で乗り込み、助手席のインストラクターの指示通りの速度まで加速、減速し、コーナリングを行う。その動きが計測され、結果が診断されるのだ

一般的なスマートデバイスを使って加減速とハンドル操作を計測できるようにした。特別な機材を使わないのは、全国展開を見据えたトヨタの戦略。リアルタイムで取得したデータを送信し、バーサライトの発光と診断書の出力を行う

一般的なスマートデバイスを使って加減速とハンドル操作を計測できるようにした。特別な機材を使わないのは、全国展開を見据えたトヨタの戦略。リアルタイムで取得したデータを送信し、バーサライトの発光と診断書の出力を行う

手首に着ける心拍数計。心拍はワクワクして興奮したときのほか、不安を感じて上がることも。平常運転と比べてどのように変化したかが診断上も重要

手首に着ける心拍数計。心拍はワクワクして興奮したときのほか、不安を感じて上がることも。平常運転と比べてどのように変化したかが診断上も重要

こちらがチューニングを施されたアクア「G's」。ボディ剛性が高められ、専用エアロパーツや内装がメーカーの工場で組み付けられる。車体後方に取り付けられたのが、光の残像で診断結果を描き出すLEDバーサライトだ

こちらがチューニングを施されたアクア「G's」。ボディ剛性が高められ、専用エアロパーツや内装がメーカーの工場で組み付けられる。車体後方に取り付けられたのが、光の残像で診断結果を描き出すLEDバーサライトだ

加速時の安定度、カーブ時のハンドル操作、旋回中の車体の安定度、停車時の安定度、心拍数が診断され、試乗後に結果を説明してもらえる。スコアが高いほうが、そのドライバーにとってより適した車ということだ

加速時の安定度、カーブ時のハンドル操作、旋回中の車体の安定度、停車時の安定度、心拍数が診断され、試乗後に結果を説明してもらえる。スコアが高いほうが、そのドライバーにとってより適した車ということだ

3月15日、16日、22日の土日にのみ体験できる

最新のテクノロジーであなたの走りを科学的に診断する機会は、3月15日(日)、16日(土)、22日(土)の3日間、東京にあるメガウェブで実施される試乗体験会に限られる。

各日程とも16時に受付を開始し、実施時間は16:30から20:00まで。参加人数は各日20組20名を予定しており、参加資格は20歳以上の普通免許保有者。いち早く体験したい人は訪れてみてはいかがだろう。