日産GT-RやスバルインプレッサSTIをはじめとする注目の車や、ため息の出るようなプライスが掲げられたスーパーカー、魅惑のコンセプトカー…今回の東京モーターショーもみどころがたくさんありましたが、そんな中、ひっそりと…という感じで展示されていた車で、ちょっと気になるものがありました。それが以下の3台。他の車ほど注目度はなかったようですが、いやいや、これ、本当に日本でも売って欲しいと思います。

■ダッジ：デーモンコンセプト

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コンセプトカーですから注目度もあったわけですが、しかしです。残念ながらこの手のオープン2シーターはなかなか日本に入ってこないのです。
ちょっと前でもサターンスカイという、もともとコンセプトカー出身の車があったのですが、アメリカではもう販売されています。ボンジョビの最新作「ロスト･ハイウエイ」のPVで、主人公風の女の子が乗っているくらいですから。

で、このダッジのデーモンコンセプト。ちょっとクラシカルな、でもモダンな、とても素敵なデザインですし、何よりコンパクトなサイズがいいですよね。SUVやマッスルセダンもいいですが、ダッジさん、市販化の際はぜひ日本導入のご検討を。

■ヒュンダイ：i30

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プレスリリースには「近々国内販売予定」とありますから、ここで取り上げるまでもないのですが、あえて上げておきます。最近の韓国勢はかなり実力をつけてますよ。
この車、VWゴルフを筆頭とする、いわゆるCセグメントに属します。プジョー・ルノーなどのフランス勢や、日本勢ではマツダアクセラがかなり健闘しているCセグメントですから、ちょっとやそっとでは生きていけません。

しかし展示されていた実車をみる限り、意外といけるんじゃない？と思えます。インテリアのクオリティはずいぶん高い。さすがにVWゴルフ並とは思いませんが、価格はその分抑えられているはず。見た目は欧州っぽくていいし、価格次第で売れそうな予感がします。

■ルノー：ルーテシア ルノースポール

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本国ではクリオスポールという名前でもう販売されています。日本ではルノーの知名度が今ひとつのためか、このモデルは販売されていません。それどころか今回のショーの事前出品リストにすら載っていませんでした。ブースにいったら「あれ？あった！」という感じ。プジョー106とかスズキスイフトスポーツなど、その手のコンパクトスポーツが好きな人にはブッささりな一台でしょう。

このサイズに２Lエンジンぶち込んで、フェンダー膨らまして…。確かに日本に入れても、数百台売れれば万々歳な、商売的にはまったく旨みのないモデルでしょうし、同じくまだ日本に入ってないトゥインゴよりも売れないでしょうが、しかしルノーさん、ぜひご検討を。

<カーセンサーnet編集部デスク・ぴえいる>