東京モーターショーに輸入車が戻ってきた!
エコはもちろん、スポーツカーもショーに華を添える

東京モーターショー2011 メルセデス・ベンツ Bクラス|日刊カーセンサー 東京モーターショー2011 BMW 5シリーズハイブリッド|日刊カーセンサー 東京モーターショー2011 フォルクスワーゲン クロストゥーラン|日刊カーセンサー

今のEUの情勢を反映しているのかのように、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーを擁するイタリア車は残念ながら不参加。しかし前回の2009年東京モーターショーに比べ今回の輸入車の出展車は質と量ともに大きく上回る。HV(ハイブリッド)やEV(電気自動車)といったエコカーが主役となるのは国産車と同じ。しかしそこは輸入車。ハイパワーのスポーツカーなどが華を添えている。

まずピックアップしたいのはドイツ車。メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェと主要ブランドが揃って出展し、台数は99台と他国を圧倒する。メルセデス・ベンツではコンパクトカーの新型Bクラスが日本初上陸。BMWは2010年に日本に導入された5シリーズのハイブリッドモデルがワールドプレミア(世界初公開)となる。

そしてフォルクスワーゲンはニュービートルをはじめ、クロストゥーランなどワールドプレミアが2台、ジャパンプレミア(日本初公開)が5台と注目が集まる。アウディはなでしこジャパンにレンタルされて話題となったA1の5ドアモデル、A1スポーツバックが早くも登場。ポルシェはニュー911をはじめ、4ドアモデルのGTSなどを出展。

東京モーターショー2011 アウディ A1|日刊カーセンサー 東京モーターショー2011 ポルシェ GTS|日刊カーセンサー 東京モーターショー2011 ミニ ミニクーペ|日刊カーセンサー 東京モーターショー2011 レンジローバー イヴォーク|日刊カーセンサー

そして次に出展台数が多いのはイギリス車。最も多く出展されるミニは、6台のうち4台がジャパンプレミア。注目は3ドア4シーターモデルの「ペースマンコンセプト」だろう。クロスオーバー同様のフロントマスクにブリスターフェンダーによる筋肉質なボディ。これまでにないクーペモデルだ。

ジャガーはXKR-S、XFRといったハイパフォーマンスセダンを3台展示。レンジローバーからは新型レンジローバーイヴォークが日本初上陸。5ドアのイヴォークと3ドアのイヴォーククーペの2台が並ぶ。

東京モーターショー2011 プジョー 3008ハイブリッド4|日刊カーセンサー 東京モーターショー2011 シトロエン DS5|日刊カーセンサー 東京モーターショー2011 ルノー カングー イマージュ|日刊カーセンサー

フランス車はまずプジョー。世界初の量産ディーゼルHVの3008Hybrid4が日本初公開。また2011年7月に導入されたばかりの508の上級グレード508グリフも参考出品される。シトロエンはDSシリーズ3モデルを展示。なかでも日本初公開となるDS5は注目度抜群。シャープなスタイリングと航空機のコックピットをイメージさせるインテリアが特徴だ。

ルノーは2012年に市販予定のカングーイマージュ、ウインドゴルディーニ、メガーヌグラスルーフカブリオレ、コンセプトモデルキャプチャーの4台が日本初公開される。