セレナなどの人気LVが最長5日間無料で借りられる

福祉車両と聞くと私にはまだ関係ないと思われる方も多いと思います。しかし、おばあちゃんが車に乗るときステップが高くて大変そうとか、毎回おじいちゃんがシートに乗り込むのに苦労しているというシーンを目にしませんか。車のココがちょっと変わると便利かも!という“おもてなし”の気持ちが福祉車両を身近なモノにしてくれるのです。

そんな福祉車両ですが、仕様によって2つのタイプに分けられます。一つは体の不自由な方自身が運転し、それをサポートする自操式タイプ。もう一つが、体の不自由な方や高齢者の方を車いすのまま車に乗せたり、シートを昇降させ乗せやすくするような、介助する人をサポートする介護式タイプです。日産はそういった福祉車両をLV(ライフケアビークル)と総称し、同社の特装車やカスタマイズ車を手がけるオーテックジャパンで販売しています。

↑電動で回転・昇降するスライドアップシートを備えた、セレナセカンドスライドアップシート(左) リフトやスライドアップなど、様々な形でサポートしてくれるLV(右)

12月3日に発表された電気自動車のリーフにも、20日の新車の発売と同日にLVが用意されているように、もう福祉車両が特別なモノではなくなっているのです。

そんな福祉車両に体験試乗できるのが、今年で8回目を迎える“日産LVお出かけキャンペーン”。福祉車両を購入する前に、より自分の生活シーンに即した状況で、福祉車両を試乗してみたいというユーザーから好評を得ている、オーテックジャパンが企画しているキャンペーンです。
↑「生活のいろいろなシーンで役に立ちたい」という、LVシリーズを象徴するロゴ(左) 助手席スライドアップシートを備えた、キューブスライドアップシート(右)

行きたいときに、行きたいところへ、行きたい人と。福祉車両は体の不自由な方や高齢者の方にとって、移動の自由と満足を広げてくれる便利な乗り物。そこで日産のLVで「出かける喜びを一人でも多くの方へ」というコンセプトのもと、日産のLVで「出かける喜び」を少しでも多くの方に体感してもらいたいという思いから、2002年に始まったこのキャンペーン。これまで福祉車両に体験試乗したユーザーは約300組にのぼります。

キャンペーンへの応募はカンタン。「日産LVに乗って出かけたい場所、やりたいこと」を書いてhttp://lv.nissan.co.jp/から2010年12月22日17:00までに応募するだけ。また郵送での応募もOK。ステキな投稿の中から抽選で5名に、最大5日間日産LVを無料で貸し出してくれます。

貸出車両は新型セレナ(昇降シート車、車いす移動車、送迎車)、NV200バネット(車いす移動車)、キューブ(車いす移動車)のいずれか。貸出期間は2010年1月20日~2月28日の間で最大5日間の無料貸出となります。郵送での送付先や詳しい情報はhttp://www.enchanpo.jp/taiken/で確認してください。

なお、昨年までの試乗リポートは次のサイトで見られます。
http://lv.nissan.co.jp/ODEKAKE/2009/REPORT/index.html

Report/カーセンサー編集部