北京モーターショー2010 ロゴ|日刊カーセンサー

世界一の自動車大国となった中国に、世界中が注目!

北京モーターショー2010|日刊カーセンサー
日本時間4月23日(金)、北京国際モーターショーが報道陣向けに公開されました。モーターショーとしては最大級の約2100社が出展し、世界3大モーターショー(東京モーターショー、フランクフルトモーターショー、北米国際オートショー)に並ぶ入場者数が予想されています。なお、一般公開は日本時間4月27日(火)から5月2日(日)までです。

中国の国際モーターショーは北京と上海で隔年で開かれています。前回北京で行われた際の来場者は約68万人(2008年)。それに対し今回は60万~80万人を見込んでいます。

世界的な不況といわれる中、中国はめざましい経済成長を遂げ世界経済を牽引しつつあります。2010年春季のGDP成長率は9.9%と、驚異的な数値が予測されています。事実2009年度は自動車生産販売量がアメリカを抜いて、ついに世界一となりました。

それでも中国自動車工業会によると、同国の自動車保有台数は1000人当たり57台と、世界平均の約3分の1。まだまだ“伸びしろ”が期待できる上、自動車を初めて購入する層も多く底堅い需要があります。そのため、世界中の自動車メーカーがこぞって今回の北京モーターショーに出品しているのです。

今回のショーのテーマは「環境にやさしい未来」。最新のクリーンエネルギー車など約1000台の車が展示されています。そのうちの約1割(つまり約100台!)が世界初出品。先述の通り、自動車メーカーは巨大マーケットに対し、最新モデルや技術をたくさん投入しています。

つまり、北京モーターショーを見れば、これからの自動車のトレンドや最新情報がよくわかるということ。そこでカーセンサーnetでは4月26日(月)から4月28日(水)にかけて、今回出展されている目玉車を紹介していく予定です。ぜひ、最先端の技術を取り入れた未来の車をカーセンサーnetでチェックしてみてください。