待ちに待った夏休み! 家族で実家に帰省したり、友達同士でレジャーに出かけたりと、すでに予定が決まっている人も多いでしょう。ということは、一年のなかで最も車が活躍する季節が始まるわけです。そこで今回は、長距離ドライブを快適に過ごすために役立ちそうなサイトをセレクト。休みの計画を立てる際にお役立てください。

道の駅はドライブの楽しみのひとつ

▲とっておき! 全国道の駅自慢(出光クレジット) とっておき! 全国道の駅自慢(出光クレジット)

まずは、一般道を使う長距離ドライバーの皆さんに見てほしい「とっておき! 全国道の駅自慢」。全国の道の駅の住所と近隣のインターチェンジ、駅の特徴が掲載されているサイトです。長距離ドライブのルートに合せて、休憩する道の駅を決めることができます。また、「キャンプができる」「ご当地バイキングが楽しめる」「温泉施設がある」など、特徴から選ぶことができるのもなかなか便利。マッサージが受けられる道の駅も9ヵ所ほど掲載されているので、ドライブで疲れた際に活用してみてはどうでしょう?

長距離運転の疲れを癒すストレッチ

長距離ドライブの大敵、体のコリ。長時間座りっぱなしなどで同じ姿勢が続くと体はカチカチに。同乗者の疲れからイライラが増し、つまらないことでケンカが発生…なんてシャレになりません。そこで知っておきたいのが、車内でもできる簡単なコリや疲れの解消方法。「整体術師に教わる車内&SAでの疲れ解消法」では、車内でできるストレッチや、顔・肩のあたりにある疲れ目や肩こり、頭痛、吐き気、眠気などを解消するツボがイラスト入りで説明されています。ツボを押すときには呼吸にも注意。腹式呼吸で押す前に吸って、押すと同時に吐くといいそうですよ。運転手には、疲れにくいドライビングポジションも解説してあります。

ガソリン高の今だからこそ、少しでも燃費を向上

地域によっては170円/Lを突破したレギュラーガソリン。長距離ドライブでは痛い出費です。我々にできることといえば、少しでも燃費運転にいそしむことくらいです。「長距離ドライブで実感!手軽にできる燃費向上テクニック」では、燃費のよくなる運転方法や省燃費アイテムの紹介まで、少しでもガソリンを消費しないアイデアが満載です。すぐにできることとして、「タイヤの空気圧を適正値に保つ」「積みっぱなしにしている荷物を降ろす」「エンジンオイルやエアフィルターをキレイに整備」が上げられています。長距離ドライブの前に実践してみませんか?

電気自動車でも長距離ドライブができるんです!

「電気自動車は走行距離が短いから、長距離ドライブができない」と思っているあなたに見てほしいサイトが、「日産リーフで長距離ドライブするための7つのコツ」。日産のテストドライバーのなかでも、コンスタントに低燃費で走ることができ、「神のアクセル操作」「淵上の足」などと呼ばれる「淵上夏次氏」が低電費をアドバイス。運転技術は省エネ運転とほぼ同じですが、大きく変わるのはエコモードの使用です。通常の走行モードと比較して「加速がマイルドになる」「空調設定が控えめになる」「制動時の回生量が増加する」などの効果が得られ、市街地走行では約6%~10%の航続距離の延長が期待できるのだとか。

まとめ

手前味噌で恐縮ですが、カーセンサーnetで連載中の「カーセンサー特選市」では、日本のロングツアラーに本当に求められる要素を

1. 渋滞などで疲れたら配偶者などに運転を代わり、後席で横になって休める
2. 渋滞ばかりではないので、ハンドリングもある程度良好
3. 燃費が良い


と定めて、ピッタリの車を紹介しています。結論は、VWゴルフの車台をベースに作られた3列シートミニバン「ゴルフトゥーラン・クロストゥーラン」が最適とのこと。「搭載するTSIエンジンは、小排気量エンジンをターボとスーパーチャージャーでダブル加給し、大排気量並みのパワーと小排気量ゆえの好燃費を両立」と嬉しい限りです。

今すぐ動けば8月中の納車もギリギリ間に合うかもしれませんよ。

text/コージー林田