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自動車業界に身を置くものとして、自動車神社にお参りしてきたよ!
自動車業界に身を置くものとして、自動車神社にお参りしてきたよ!
2015/11/02
▲ここに自動車神社のご神体が祭られているとのこと。住所は、東京都世田谷区宮坂一丁目です
クルマ好きなら詣でたい「自動車神社」とは?
電気、気象、航空、自動車。これに共通してつく言葉ってな~んだ?
正解は「神社」。電気神社の正式名称は「電電宮」で京都嵐山の法輪寺境内に、気象神社は東京・高円寺の氷川神社境内に、航空神社は羽田空港第一旅客ターミナルに祭られています。
さて、自動車業界の末端のさらに先に細々ぶら下がる筆者としては、やはり「自動車神社」が気になってなりません。自動車で神社といえば、トヨタ自動車本社工場内にあり、「トヨタ神社」とも呼ばれる「豊興神社」を思い浮かべる業界関係者もいるかもしれませんが、それよりも懐が広い「自動車」全体の神社。いったい、どんな神社なのか…。
しかし、自動車神社は、電気・気象・航空神社ほどメジャーではなく、別の仕事で神社のことを調べたときに、知人に「そういえば、自動車神社もあるらしいよ」と聞いた程度。ほとんど、情報も持ち合わせていませんでした。
こんなときにはとGoogle先生に質問。すると、Wikipedia先生が、「それは、世田谷八幡宮の末社だよ」と明確な回答をくれました。ちなみに、神社本庁によると、末社とは「神社の境内にある小さな社で、本社の管理下にある小規模神社の呼称」なのだそうです。
とはいえ、Wikipedia先生は、結構間違えることも多いいけずな奴。そのまま信用するわけにはいきません。そこで、実際に足を運ぶことにしました。
やってきたのは小田急線・豪徳寺駅。駅からゆっくり歩くこと10分弱、鎮守の森の入り口にそびえる鳥居に「世田谷八幡宮」の額束を発見です。気を取り申して、鳥居で一礼し、境内にお邪魔します。
▲着いてから気がついたのですが、徒歩1分で東急世田谷線宮の坂駅がありました。ギャフン
境内の説明によると、「世田谷八幡宮」の由来は、後三年の役の帰途、世田谷の地で豪雨に遭い十数日間滞在することになった源義家の一言にあるそうです。「今回の戦勝は、日頃信仰する八幡大神様のご加護」と感謝をして、豊前国の宇佐八幡宮の御分霊を世田谷の地にお招きするお祭りを行ったのが始まりなのだとか。約920年もの歴史がある由緒正しき神社なんですね。
境内はさほど広くなく、短時間で隅々まで見ることができました。奉納相撲の土俵や力石などはあれど、肝心の自動車神社の社が見つかりません…。もしや、Wikipediaの野郎、やりやがったな……。
確認のために神職の方を直撃したところ、自動車神社の社などは残っておらず、ご神体が本殿の奥に奉遷されているとのこと。その名残は、自動車神社の名が入ったお守りや車のお祓いに残っているそうです。
自動車神社の由来には、ちょっとしたエピソードがありました
さて、そもそも、なぜ「世田谷八幡宮」に「自動車神社」の末社があるのでしょうか。その理由は、神職の方にいただいた参拝のしおりに書いてありました。
要約すると、
時は昭和初期、世田谷区櫻(現在の東京農業大学の敷地)に、「陸軍自動車学校」(後の陸軍機甲整備学校)がありました。この自動車学校では、発足以来、校内外で、いろいろ不吉なことが続いていたそうです。どんな不吉なことがあったのかを調べたのですが、そこについては、結局わかりませんでした。
さて、この不吉なことの原因は、どうやら「この地にもともと祭られてあった稲荷様がそのままになっているからでは?」ということになり、そこで校内に「自動車神社」を建てて、5月1日の大祭日には盛大なお祭りを執り行い、「自動車神社」のお守りを謹製して全車両に奉斎させたのだとか。
その後、終戦により、学校は廃止。ご神体は、氏神様である世田谷八幡宮に奉遷されたという経緯なのだそうです。
世田谷八幡宮では、それから引き続き交通安全のお守りとして、車に付ける「自動車神社御守り」と身に付ける「自動車神社肌守」を奉製し、ご希望の方にお分けしているんですね。
▲こちらのお守りには、編集部の社用車を守ってもらいましょう
ちなみに禰宜の方に「自動車業界の方が、結構参拝にいらっしゃるでしょう」と尋ねたところ、「私が記憶する限り、あなたが初めてです」との返事。電気神社には、電気&電波関係者がこぞって参拝しているとの話もあるのになぁ。
車を買って、お守りを買ったり、おはらいをしたりする人は多いと思いますが、都内在住の車オーナーのみなさん、愛車のために「自動車神社」にお参りしてみてはいかがですか?
text/コージー林田
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<h3>クルマ好きなら詣でたい「自動車神社」とは?</h3>
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<br /><br /><br /><br />
正解は「神社」。電気神社の正式名称は「電電宮」で京都嵐山の法輪寺境内に、気象神社は東京・高円寺の氷川神社境内に、航空神社は羽田空港第一旅客ターミナルに祭られています。
<br /><br />
さて、自動車業界の末端のさらに先に細々ぶら下がる筆者としては、やはり「自動車神社」が気になってなりません。自動車で神社といえば、トヨタ自動車本社工場内にあり、「トヨタ神社」とも呼ばれる「豊興神社」を思い浮かべる業界関係者もいるかもしれませんが、それよりも懐が広い「自動車」全体の神社。いったい、どんな神社なのか…。
<br /><br />
しかし、自動車神社は、電気・気象・航空神社ほどメジャーではなく、別の仕事で神社のことを調べたときに、知人に「そういえば、自動車神社もあるらしいよ」と聞いた程度。ほとんど、情報も持ち合わせていませんでした。
<br /><br />
こんなときにはとGoogle先生に質問。すると、Wikipedia先生が、「それは、世田谷八幡宮の末社だよ」と明確な回答をくれました。ちなみに、神社本庁によると、末社とは「神社の境内にある小さな社で、本社の管理下にある小規模神社の呼称」なのだそうです。
<br /><br />
とはいえ、Wikipedia先生は、結構間違えることも多いいけずな奴。そのまま信用するわけにはいきません。そこで、実際に足を運ぶことにしました。
<br /><br />
やってきたのは小田急線・豪徳寺駅。駅からゆっくり歩くこと10分弱、鎮守の森の入り口にそびえる鳥居に「世田谷八幡宮」の額束を発見です。気を取り申して、鳥居で一礼し、境内にお邪魔します。
<br /><br />
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<br /><br />
境内はさほど広くなく、短時間で隅々まで見ることができました。奉納相撲の土俵や力石などはあれど、肝心の自動車神社の社が見つかりません…。もしや、Wikipediaの野郎、やりやがったな……。
<br /><br />
確認のために神職の方を直撃したところ、自動車神社の社などは残っておらず、ご神体が本殿の奥に奉遷されているとのこと。その名残は、自動車神社の名が入ったお守りや車のお祓いに残っているそうです。
<br /></p>
<h3>自動車神社の由来には、ちょっとしたエピソードがありました</h3>
<p>さて、そもそも、なぜ「世田谷八幡宮」に「自動車神社」の末社があるのでしょうか。その理由は、神職の方にいただいた参拝のしおりに書いてありました。
<br /><br />
要約すると、
<br /><br />
時は昭和初期、世田谷区櫻(現在の東京農業大学の敷地)に、「陸軍自動車学校」(後の陸軍機甲整備学校)がありました。この自動車学校では、発足以来、校内外で、いろいろ不吉なことが続いていたそうです。どんな不吉なことがあったのかを調べたのですが、そこについては、結局わかりませんでした。
<br /><br />
さて、この不吉なことの原因は、どうやら「この地にもともと祭られてあった稲荷様がそのままになっているからでは?」ということになり、そこで校内に「自動車神社」を建てて、5月1日の大祭日には盛大なお祭りを執り行い、「自動車神社」のお守りを謹製して全車両に奉斎させたのだとか。
<br /><br />
その後、終戦により、学校は廃止。ご神体は、氏神様である世田谷八幡宮に奉遷されたという経緯なのだそうです。
<br /><br />
世田谷八幡宮では、それから引き続き交通安全のお守りとして、車に付ける「自動車神社御守り」と身に付ける「自動車神社肌守」を奉製し、ご希望の方にお分けしているんですね。
<br /><br />
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<br /><br />
車を買って、お守りを買ったり、おはらいをしたりする人は多いと思いますが、都内在住の車オーナーのみなさん、愛車のために「自動車神社」にお参りしてみてはいかがですか?
<br />
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<h3>クルマ好きなら詣でたい「自動車神社」とは?</h3>
<p><!-- short sentence start -->電気、気象、航空、自動車。これに共通してつく言葉ってな~んだ?<!-- short sentence end -->
<br /><br /><br /><br />
正解は「神社」。電気神社の正式名称は「電電宮」で京都嵐山の法輪寺境内に、気象神社は東京・高円寺の氷川神社境内に、航空神社は羽田空港第一旅客ターミナルに祭られています。
<br /><br />
さて、自動車業界の末端のさらに先に細々ぶら下がる筆者としては、やはり「自動車神社」が気になってなりません。自動車で神社といえば、トヨタ自動車本社工場内にあり、「トヨタ神社」とも呼ばれる「豊興神社」を思い浮かべる業界関係者もいるかもしれませんが、それよりも懐が広い「自動車」全体の神社。いったい、どんな神社なのか…。
<br /><br />
しかし、自動車神社は、電気・気象・航空神社ほどメジャーではなく、別の仕事で神社のことを調べたときに、知人に「そういえば、自動車神社もあるらしいよ」と聞いた程度。ほとんど、情報も持ち合わせていませんでした。
<br /><br />
こんなときにはとGoogle先生に質問。すると、Wikipedia先生が、「それは、世田谷八幡宮の末社だよ」と明確な回答をくれました。ちなみに、神社本庁によると、末社とは「神社の境内にある小さな社で、本社の管理下にある小規模神社の呼称」なのだそうです。
<br /><br />
とはいえ、Wikipedia先生は、結構間違えることも多いいけずな奴。そのまま信用するわけにはいきません。そこで、実際に足を運ぶことにしました。
<br /><br />
やってきたのは小田急線・豪徳寺駅。駅からゆっくり歩くこと10分弱、鎮守の森の入り口にそびえる鳥居に「世田谷八幡宮」の額束を発見です。気を取り申して、鳥居で一礼し、境内にお邪魔します。
<br /><br />
</p>
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<p>境内の説明によると、「世田谷八幡宮」の由来は、後三年の役の帰途、世田谷の地で豪雨に遭い十数日間滞在することになった源義家の一言にあるそうです。「今回の戦勝は、日頃信仰する八幡大神様のご加護」と感謝をして、豊前国の宇佐八幡宮の御分霊を世田谷の地にお招きするお祭りを行ったのが始まりなのだとか。約920年もの歴史がある由緒正しき神社なんですね。
<br /><br />
境内はさほど広くなく、短時間で隅々まで見ることができました。奉納相撲の土俵や力石などはあれど、肝心の自動車神社の社が見つかりません…。もしや、Wikipediaの野郎、やりやがったな……。
<br /><br />
確認のために神職の方を直撃したところ、自動車神社の社などは残っておらず、ご神体が本殿の奥に奉遷されているとのこと。その名残は、自動車神社の名が入ったお守りや車のお祓いに残っているそうです。
<br /></p>
<h3>自動車神社の由来には、ちょっとしたエピソードがありました</h3>
<p>さて、そもそも、なぜ「世田谷八幡宮」に「自動車神社」の末社があるのでしょうか。その理由は、神職の方にいただいた参拝のしおりに書いてありました。
<br /><br />
要約すると、
<br /><br />
時は昭和初期、世田谷区櫻(現在の東京農業大学の敷地)に、「陸軍自動車学校」(後の陸軍機甲整備学校)がありました。この自動車学校では、発足以来、校内外で、いろいろ不吉なことが続いていたそうです。どんな不吉なことがあったのかを調べたのですが、そこについては、結局わかりませんでした。
<br /><br />
さて、この不吉なことの原因は、どうやら「この地にもともと祭られてあった稲荷様がそのままになっているからでは?」ということになり、そこで校内に「自動車神社」を建てて、5月1日の大祭日には盛大なお祭りを執り行い、「自動車神社」のお守りを謹製して全車両に奉斎させたのだとか。
<br /><br />
その後、終戦により、学校は廃止。ご神体は、氏神様である世田谷八幡宮に奉遷されたという経緯なのだそうです。
<br /><br />
世田谷八幡宮では、それから引き続き交通安全のお守りとして、車に付ける「自動車神社御守り」と身に付ける「自動車神社肌守」を奉製し、ご希望の方にお分けしているんですね。
<br /><br />
</p>
<div class="taC w600_img"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_25565/column_zinzya_4.jpg" width="600" alt="▲こちらのお守りには、編集部の社用車を守ってもらいましょう" class="" />
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<p>ちなみに禰宜の方に「自動車業界の方が、結構参拝にいらっしゃるでしょう」と尋ねたところ、「私が記憶する限り、あなたが初めてです」との返事。電気神社には、電気&電波関係者がこぞって参拝しているとの話もあるのになぁ。
<br /><br />
車を買って、お守りを買ったり、おはらいをしたりする人は多いと思いますが、都内在住の車オーナーのみなさん、愛車のために「自動車神社」にお参りしてみてはいかがですか?
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</p>
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<h3>最初の1年、故障したのは前輪ブレーキホースだけ</h3>
<p class="mT10 mB20"><!-- short sentence start -->ランチア デルタHFインテグラーレという車は「とにかく死ぬほど壊れる」といううわさによって世界的に有名だ。しかし、そのうわさって本当なのだろうか? ここに、その真相を確かめるため捨て身で94年式ランチア デルタHFインテグラーレ エボルツィオーネⅡ(以下、デルタEVOⅡ)を買った男がいる。まぁわたしのことなのだが。以下、2年間に及ぶわたしとデルタEVOⅡの「真実」を、皆さんにお伝えしたいと思う。<!-- short sentence end -->
<br /><br />
脚色や誇張は一切抜きで事実のみを語ることをここに誓うが、あいにくズボラな性格なため日誌もつけていないし領収書も保管していない。それゆえ日時や金額はある程度アバウトであることだけ、あらかじめご了承いただきたい。
<br /><br />
さて、わたしが94年式ランチア デルタHFインテグラーレEVOⅡを都内の専門店で購入したのは2012年6月のことだ。購入時の走行距離は約6万1800kmで、支払総額は245万円。今となっては希少なフルノーマル車で、ボディの色艶などは非常に良好。ただ走行6.2万kmと、当時のデルタ事情からするとやや多めの走行距離であったため、車両価格はデルタEVOⅡとしては比較的安かった。
<br /></p>
<p class="mB10 mT10">
<div class="taC w600_img"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_25510/delta2_2.JPG" width="600" alt="▲改造された個体が多いデルタですが、筆者が買ったのは希少なフルノーマルでした" class="" />
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</div></p>
<p>で、納車となった。
<br /><br />
最初のうちは「いつ壊れるんだ?」とビビりながら乗っていた。が、いつまでたっても壊れない。いや、一つだけあったか。電圧計の針が指す数字が妙に低いのである。「すわっ、電気系の故障!」と思った筆者はその足で販売店に駆け込んだが、調査の結果、電気系の故障ではなく「電圧計の誤表示」であることが判明した。古めのイタリア車にはよくあることだ。販売店にその確認をしてもらった際の技術料は0円、つまり無料であった。
<br /><br />
その後、納車から4000kmほど走行したため初のエンジンオイル交換を行った。費用は(記憶によれば)フィルター込みで1万円ぐらいだ。
<br /><br />
さらに乗る。デルタで取材に行き、デルタで買い物に行った。が、壊れない。全然壊れない。
<br /><br />
いや一つだけあったか。壊れたわけではないのだが、下りのタイトコーナーをややハイスピードでクリアしようとすると、タイヤがハウス内側に当たってしまうのだ。スポーツ走行などほとんどしないわたしゆえ、そのまま純正ショックアブソーバーで走り続けることも可能だったが、「せっかくだから」ということで2012年7月、前後4本のショックアブソーバーを純正形状の社外新品に交換した。その費用が、記憶によれば工賃込みで約30万円だ。
<br /><br />
その際、前輪ブレーキホースのカバーに亀裂が入っていることと、ブレーキディスクがそろそろ要交換タイミングであることが発覚。結局、ブレーキホースはステンレスメッシュの社外新品に交換し、これが工賃込みで約3万円。前輪ブレーキディスクは研磨済みの中古品に交換し、後輪ディスクは新品のOEM部品に交換した。領収書を紛失したためアバウトな記憶で申し訳ないが、ディスク関係でかかった費用が7万円ほどだ。要するに、オイル交換以外のメンテナンスで初めてかかった費用が約10万円で、「替えなくても良かったけど、いちおう替えといた」というショックアブソーバー代が約30万円、ということだ。
<br /></p>
<p class="mB10 mT10">
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲純正ショックアブソーバーは致命的な劣化はしていなかったが、スポーティな走行に対応できるよう社外新品に交換。作業はラリー車のスペシャリスト「ストリートライフ」に依頼しました</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>車検整備で約30万円。そして180万円にて売却</h3>
<p class="mT10 mB20">さらに乗る。相変わらずデルタで取材に行き、なぜかデルタで引越まで行ったが、とにかく壊れない。真夏や残暑の時期でもエアコンはフツーに利く(ややヌルいですけど)。最高気温34℃の日にあえて渋滞に特攻するという実験も行ったが、特に問題は発生しなかった。このあたりの模様はネット通販で買えるDVD「伊達軍曹&MJ参謀長の壊れないぜ!ランチアデルタインテグラーレ」に詳しい。さりげなく宣伝である。
<br /><br />
以降、モロモロの季節が足早に過ぎ去った。相変わらずわたしはデルタで取材に行き、買い物に行き、時には当てのないドライブなどもした。気がつけば納車から1年半が経過していた。が、足回りとブレーキ関係の整備を行って以降、やったことといえば「エンジンオイル交換」だけである。それが1回約1万円×4回で、おおむね4万円だ。「路上で止まってしまい救援を呼んだ」というようなことは一度もない。
<br /><br />
しかし、2014年1月に車検整備を行った際にはさすがに少々お金がかかった。例によって領収書を紛失しているためアバウトで大変恐縮だが、イタリア車の泣き所であるタイミングベルトと関連部品を交換し、自分では気づいていなかった左後輪ブレーキキャリパーからのオイル漏れを修理し、その他モロモロを合わせての整備費用は合計約30万円であった。
<br /></p>
<p class="mB10 mT10">
<div class="taC w600_img"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_25510/delta2_4.jpg" width="600" alt="▲車検整備明細の原本は紛失しましたが、当時フェイスブックに上げた画像が残ってました。タイミングベルト交換とキャリパー修理の他は、お約束のドライブシャフトブーツ切れですね" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲車検整備明細の原本は紛失しましたが、当時フェイスブックに上げた画像が残ってました。タイミングベルト交換とキャリパー修理の他は、お約束のドライブシャフトブーツ切れですね</span><!-- nodisplay end -->
</div></p>
そして今年5月、長く乗ろうと思って車検を通したEVOⅡだが、考えるところあって売却した。売却時の走行距離は約7.8万km、売却額は180万円であった。
<br /><br />
2年間の金銭的事実を、今一度サマライズしてみよう。
<br /><br />
<b>【支出】</b><br />
・購入価格:245万円(支払総額)<br />
・エンジンオイル交換:約5万円(約1万円×5回)<br />
・壊れた箇所の整備費用:約40万円(ブレーキ関係約10万円+車検整備約30万円)<br />
・壊れてはいないが交換した部品の費用:約30万円(新品ショックアブソーバー×4本)<br />
<br />
<b>【収入】</b><br />
・車両売却額:180万円<br />
<br />
<b>【差し引き】</b><br />
▲約140万円
<br /><br />
この金銭的事実を「安い!」と思うか「やっぱデルタは金がかかるな……」と思うかは人それぞれだろう。また、幸いにしてわたしのデルタEVOⅡは故障らしい故障は一度もせずに2年間という時間と1.6万kmの距離を走ったが、「すべてのデルタがこうである。大丈夫である!」とは言えまい。中にはやはり壊れまくって仕方ないデルタだってあるのだろう。
<br /><br />
しかし、すべてのデルタが「1年の大半は入院してるらしいよ」という無責任なうわさに当てはまるわけでは決してないのだ。そのことを踏まえて今後、カーセンサーnetに掲載されている、デルタを含むややレアな輸入車をチェックしていただけたなら幸いだ。
<br /></p>
<p class="mB10 mT10">
<div class="taC w600_img"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_25510/delta2_5.JPG" width="600" alt="▲「たまたま」という可能性もあるが、結論として大したお金をかけずに2年間フツーに乗ることができた筆者の94年式デルタEVOⅡ。素晴らしい車でありました!" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲「たまたま」という可能性もあるが、結論として大したお金をかけずに2年間フツーに乗ることができた筆者の94年式デルタEVOⅡ。素晴らしい車でありました!</span><!-- nodisplay end -->
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<!-- nodisplay start --><div class="author">text/伊達軍曹 photo/向後一宏・編集部</div><!-- nodisplay end -->
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<h3>車好きでヨカッタ、と思える時がいつか来る?</h3>
<p><!-- short sentence start -->異常気象が当たり前に感じる昨今、いつ巻き込まれてもおかしくない自然災害。イザって事態に備えて防災用品を用意している方も多いでしょうが、実は身近なところに、災害時に役立つツールの宝庫があるのです!<!-- short sentence end -->
<br /><br />
お察しのとおり、それは車。緊急時などに一時的に雨風がしのげる…ってだけじゃありません。今回は「車+カー用品」が災害時、こんなに頼もしい!という話をしましょう。
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ちなみに東日本大震災では、被災地全域で電気が完全復旧するまでに約3ヵ月もかかったそうです。携帯電話を持っていても充電が切れて使えない…という事態になるのは必至です。そんな状況で活躍するのが車のシガーソケット。一般的な車では、家電などを使うことは無理ですが、携帯電話を充電するぐらいなら問題なし。それだけでも恩恵は絶大ですよね。万が一に備えてシガーソケットから携帯電話に充電できるチャージャーやAC/DC変換器を用意しておいても損はありません。
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</p>
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<p>次は主にタイヤ交換の時しか出番のない車載ジャッキ。家屋の倒壊が多く発生した阪神淡路大震災では、車用のジャッキが人命救助に役立つ事例がたくさんあったそう。重い柱などの下敷きになった人を助ける際にジャッキで隙間を広げることで、実際に多くの被災者の救出に成功したそうです。
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</p>
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<p>ただし純正のパンタグラフジャッキは必要最低限のスペックなので、車以外に使用するとグニャッと壊れてしまいがち。できればスペックに余裕のある社外品の油圧ジャッキを用意したいところです。
<br /><br />
また、固定電話も携帯電話も通じない! という緊急時の通信手段として期待できるのが「無線」。電話と違って通信会社などのサービスを必要とせず、自力で交信できるのですから無敵です。
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</p>
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<p>ただし無線を使うには免許が必要。最もカンタンな「アマチュア無線4級」で交信できる範囲はせいぜい数10kmですが、災害時の救援要請や消防要請を出せる恩恵は計り知れません。
<br /><br />
…とはいえ、最近は自家用車にアマチュア無線を装備している方、免許を持っている方はほとんどいませんよね。トラックやタクシーなどの職業ドライバーは無線を使っている方が多いので、どうしても、という緊急時にはそういった車両を探して交信を頼むという方法が現実的でしょうか。
<br /><br />
最後は、エマージェンシーな場合のテクニック。避難した場所で火が必要、だけどマッチやライターは持ってない…そんな時、アナタならどうします? そんな緊急時には、バッテリーのスパークを利用するという手があります。
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</p>
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<p>
まず、電装品のショートを防ぐためにバッテリーの端子につないであるコードをすべて外します。次にバッテリーにジャンプコードをつないで、プラスとマイナスのクリップを接触させるのです。
<br /><br />
ジャングルや砂漠で遭難した時のテクニックとして有用ですが、着火しやすいものの近くでなくてはなかなか上手くいきません。またジャンプコードをバッテリーにつないだら、金属部分を絶対に手で触らないように! あくまで他に手段がない、でも火を点けなければ生命に関わる緊急時のみの手段です。
</p>
このように、実は車の中には災害時に活用できるツールがいっぱい。特に電力が確保できるというのは大きいです。でも使い慣れていなければ、道具があっても宝の持ち腐れになりかねません。普段から愛車の整備に挑戦していると、イザって時に役立つかもですよ!
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<div class="author">text/田端邦彦</div>
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