ゴシゴシ落とそう! ウインドウの油膜取り【しっかりメンテ編】
カテゴリー: カーライフ
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2013/07/01
まずはガラス面の汚れをシャンプーでしっかり洗い流す。ガンコな虫汚れや鳥のフンなどは専用のクリーナーを使って落とす
ガラス専用の研磨剤で油膜をこすり落とす作業。ガラス専用の研磨剤なのでキズの心配はない。ゴシゴシこすってOK!
ガラス上側は作業前。油膜にはじかれ研磨剤が白い水滴状に。油膜を落としたガラス下側は水分をはじかなくなっているのがわかる
ガラス面向かって右側が施行前、左側が施行後。油膜取りを行った方のガラスは水滴ができず、親水状態になっているのが確認できる
親水状態(右側)のガラス表面では水滴にならず薄い水の膜になる。油膜を落とすだけでも十分にクリアな視界が得られる
撥水コーティングの下準備に欠かせない作業
フロントウインドウのケアは安全なドライブの第一歩。水滴を弾き飛ばし、ドライブ中のクリアな視界を確保してくれる「撥水コーティング」は今やジョーシキですが、コーティングの下準備として、ぜひやっておきたい作業があるのです。それは油膜取り。油膜をしっかり落としてから撥水コーティングすることで、撥水性能や耐久性がかなり高まります。
さて、何をするにもまずは洗浄から。ガラス表面の汚れをカーシャンプーを使ってキレイに洗い流します。鳥のフンや虫の死骸など、ガンコな汚れは専用のクリーナーを使いましょう。
ガラス表面には目に見えない油膜がビッシリ
ガラス面がキレイになったら次は油膜を落とす作業。晴れている日はあまりわからないかもしれませんが、処理していないガラス表面にはほぼ間違いなく油膜が付いています。ボディのワックス成分が雨で流れたり、ワイパーのゴム、以前施工した撥水コーティング剤が油膜となって残ってしまうんですね。
油膜はガンコなので、洗剤で洗った程度では到底落とすことができません。油膜取り専用のクリーナーを使うのがベストです。汚れの程度が軽い場合にはスプレータイプでも大丈夫ですが、ガンコな油膜には研磨剤タイプがオススメ。スポンジに研磨剤を適量取り、油膜が完全に落ちるまでゴシゴシこすります。
今までノーケアだったガラスの場合は、一生懸命こすらないと油膜が落とせませんよ! 研磨剤とはいってもガラス専用品なのでキズ付く心配はありません。思い切ってゴシゴシこすりましょう。
研磨剤でガラス面をこすっていくと、次第に水滴ができにくくなっていることが確認できるはずです。これが“親水”の状態。事前にガラスを親水状態にしておくことで撥水コーティング剤をムラなく、安定的に定着させることができるのです。
意外に知られていない親水のメリット
作業が終わったらキレイに洗い流します。クリーナーが残っている状態で撥水コーティング剤を塗ってしまうと、正しく施工できずムラになってしまうので要注意です。
撥水コーティングが嫌いな方は、実は親水状態のままでもOKです。雨水が水滴にならず薄い水の膜になるので、かえって見やすい…という親水派の方もいます。
油膜おとしの作業にかかる時間はフロントウインドウ一面で10~15分程度。少々腕力を使いますが、視界がクリアになる効果は感動モノですよ! これで撥水コーティングの下準備は完璧です!
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