あいおいニッセイ同和損保は10月1日より、保険業界初となる新サービス「ベテランドライバーサポート」の提供を開始する。同社の保険に加入していれば、専用受付窓口「ベテランドライバーサポートデスク」で安全運転に関する相談ができるようになる。

このサービスは、65歳以上のドライバーによる自動車事故が10年前よりも1.3倍も増えている(警察庁交通局調べ)ことを受けてのもの。事故を未然に防止し、高齢ドライバーのより安心安全なカーライフを支援することを目的としている。

主に扱う質問は、60歳以上の高齢者の方を対象とした安全運転に関する相談、身体能力や運転心理に関する相談が挙げられる。「視野が以前に比べて狭くなったり、運転中の反応が鈍く感じるようになった」といった高齢ドライバーの相談に、看護資格を持つ専門スタッフが高齢者の体調の変化や運転心理の変化を踏まえ、信号・標識の見落とし、ブレーキを踏むタイミングなど、運転に関する的確なアドバイスを行う。

この他、70歳以上のドライバーが免許を更新する際に必修となる講習予備検査などの免許制度に関する情報提供や、地域ごとの安全運転講習なども予定している。

ベテランドライバーサポート

「ベテランドライバーサポート」のイメージイラスト。同社の他のサービス同様、24時間体制で受け付けている