最上級カルナバならではの艶(ウィルソン プロックス・ファイナル)
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2012/09/13
最上級カルナバならではの艶(ウィルソン プロックス・ファイナル)
仕上がりの美しさはもちろん、香りや手触りも楽しみたい!
簡単に施工できるコーティングが現在の主流になってきていますが、“濡れたような深みのある艶”を演出するには、やはり昔ながらのワックスに限ります。ちなみにワックスとは、カルナバロウなど天然成分の入ったボディ表面仕上げ剤のこと。化学合成成分のみで作られているのがコーティング剤というわけですね。今回は最上級カルナバとMPSポリマーを配合したウィルソンの高級ワックス、プロックス・ファイナルを試してみました。缶を開けた瞬間、天然カルナバロウならではの甘い香りが広がります。付属のソフトスポンジにワックスをほんの少し付け、塗装面の上を滑らせるだけでスッと伸びる、なんとも心地良い感触です。表面が白く乾いてきたら清潔なウェスで拭き取り。最後に付属の仕上げ用クロスで塗りムラを消していきます。
手間を掛けた分、美しさも格別!
作業はあっという間に終了しましたが、塗りムラが少々目立ちます。製品や塗り込みの行程に問題があったわけではなく、下地処理がいい加減だったためのようです。そこで塗装面を傷付ずに鉄粉などの頑固な汚れを落とすことができるトラップ粘土と鏡面仕上げ用コンパウンドでボディを磨き上げ、再チャレンジ。今度は一様に美しい被膜ができあがりました。
プロックス・ファイナルに限らず、天然カルナバロウの成分が多い高級ワックスの効果を100%発揮させるには、丁寧な下地処理がポイント。最近はスピーディに施工できるワックスが多いので、そんな常識をすっかり忘れていました。多少時間はかかりますが、一度完璧な下地処理さえしてしまえば、二度目以降のワックス掛けは楽チン。コーティングのみの場合とは明らかに質感の違う、深い艶と滑らかな手触りが得られます。ここ一番、完璧に仕上げたい! という時にぜひ活用したいワックスなのでした。
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