新たなドレスアップの手法として早期商品化を目指す

タイヤ印刷技術|日刊カーセンサー
タイヤ印刷技術|日刊カーセンサー

株式会社ブリヂストンは、タイヤサイド部分へのカラー印刷可能な新技術を開発したと発表しました。これは同社が新開発した特殊なインクと保護層をゴムに印刷することでタイヤへの着色を可能にした新技術です。

従来までのサイド部分に白いゴムを使用したホワイトリボンタイヤ、ホワイトレタータイヤなどでは耐久性、褪色性をもたせるため、多くの白いゴムを使用しておりタイヤ重量がかさんでしまう傾向にありました。

一方で、この技術ならばタイヤ質量が増えることなく燃費向上にも期待できるので、環境にも配慮したドレスアップが可能に。将来的にはユーザーによるオリジナルデザインや写真の印刷を施すサービス、不要になった印刷部を落とし、新たなデザインで印刷し直すサービスなども検討されています。

ブリヂストンは今後、実地評価を進め、市場性のある技術へと完成度を高めて、新たなドレスアップ手法として早期実現を目指していくとしています。

ブリヂストン
http://www.bridgestone.co.jp/

Text/カーセンサー編集部