転がり抵抗とウェットグリップ性能を併せ持つエコタイヤ誕生

ECOPIA EP001S|日刊カーセンサー
株式会社ブリヂストンは、低燃費タイヤの性能を表した統一基準のタイヤラべリング制度において、最高グレードの低燃費グレードAAA、ウェットグリップ性能aを達成するエコタイヤ「エコピアEP001S」を2012年7月より発売します。

エコピアEP001Sでは、ブリヂストン独自の素材技術である「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」とモータースポーツ用タイヤ開発で培ったグリップ技術を融合。さらに新開発のグリップ向上パターンを組み合わせ、転がり抵抗とウェットグリップ性能を高い次元で両立させています。

そもそも、路面との摩擦を少なくしてより遠くへ走れるようにする「転がり抵抗」と、濡れた路面でしっかりグリップして止まるための「ウェットグリップ性能」は相反するもの。

それゆえにこれまでのエコタイヤは低燃費グレードは高いものの、ウェットグリップ性能はあまり高くないのが常識でした。これらを両立させたエコピアEP001Sは、環境性能と安全性を併せ持つ新世代のエコタイヤとなりそうです。

エコピアEP001S
http://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2011112901.html

Text/カーセンサー編集部