ダイナミック・ドライビング・コントロール|自動車なんでも用語集

ダイナミック・ドライビング・コントロール(だいなみっく・どらいびんぐ・こん とろーる)/[走り]

ダイナミック・ドライビング・コントロールとは、サスペンションやブレーキ、エンジンといった駆動系を統合制御するシステム。ドライバーの求めるスタイルに応じて走行特性を最適化することを目的としている。2009年4月にBMW Z4に搭載された。

「ノーマル」、「スポーツ」、「スポーツ+」の3段階が設定されており、スイッチを押すことで、エンジンのレスポンス、ATのシフトタイミング、パワーステアリングのアシスト量が自動的に調整される。

「スポーツ+」モードを選択すると、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)の介入が制限され、スリップやスライドが一定限度まで許容されるという。走りを大切にするBMWならではという一面も備えている。