JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 小栗七生)と警察庁は、平成27年5月26日~6月4日の10日間、全国99ヵ所において、自動車乗車中の6才未満の子ども対象に「チャイルドシートの使用状況」等の合同調査を実施しました。その結果、使用率は全国平均で62.7%、和歌山県では使用率は67.0%となりました。近畿2府4県で最も高い数字となりましたが、チャイルドシートの使用が義務付られているにも関わらず、全体の3~4割が使用していない状況でした。

チャイルドシート使用状況調査

≪和歌山県・チャイルドシート使用状況調査≫
◆調査日:平成27年5月30日(土)
◆調査場所:1.和歌山マリーナシティ 2.アドベンチャーワールド 
◆調査人数:台数158人・200台
◆調査結果:6歳未満の子どもの使用率は67.0%と昨年の66.0%より1ポイントアップしました。しかしながら「車両シートにそのまま着座・18.5%」をはじめ「チャイルドシートにそのまま着座・4.5%」、「大人のシートベルト着用・5.0%」や「保護者の抱っこ・5.0%」など、チャイルドシートが活用されてないケースが33.0%にのぼりました。
運転席や助手席のシートベルトは90%以上の着用率ですが、チャイルドシートの重要性がまだまだ認識されていないことが、明らかになりました。
チャイルドシートを正しく使用していないと、急ブレーキや衝突の際に子どもが大けがをしたり、死亡事故につながることがあります。交通事故が起こってから「あの時チャイルドシート使用しておけば良かったのに!」と思っても、悔やみきれません。

JAFでは車内における子どもの安全を守るため、チャイルドシートの正しい使用方法やシートベルト着用推進に関する啓発活動を積極的に展開していきます。
2015チャイルドシート使用状況全国調査結果は、PDFでもJAFホームページからダウンロードできます。
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/data/index.htm