JAF愛媛支部(一般社団法人 日本自動車連盟)愛媛支部(支部長 五味 久枝)は、6月20日(土)に愛媛県運転免許センター(松山市勝岡町)で、一般ドライバーを対象とした参加体験型実技講習会「エコトレーニング愛媛」を開催しました。

この講習会は平成20年から松山市との共催で実施しており、今回で8回目。当日はエコドライブに関心をもつ33歳~75歳の男女7名が講習に臨みました。

参加者はタブレット型燃費計測器を装着した車両を運転し、まず普段どおりの走行から得た燃費データを計測。その後、エコドライブ講習を受けてから再度、走行データを計測。それぞれのデータを比較し、個別の診断書をもとにJAFインストラクターからアドバイスを受けました。

その結果、今回の参加者の燃費改善率は受講前に比べ平均16.1%向上しました。参加者からは「日頃から発進時のアクセルの踏込みが強く、急発進であった」といった自分自身の運転に対する気づきのほか、「走行中は周りの状況を把握しながら燃料カット機能をできる限り使っていきたい」など、エコドライブについて取り入れていきたい旨の感想などが聞かれました。
また、JAFからは「運転技量やその時の交通状況にあわせて、自分ができる範囲で継続してエコドライブに取り組んで欲しい」と呼びかけました。

そのほか今回の講習会では、松山市が所有する電気自動車の体験走行も全員に実施。この電気自動車を運転できる機会に参加者は興味津々、とても熱心に松山市職員の説明に耳を傾けていました。

エコトレーニングの様子
エコトレーニングの様子