JAF鹿児島支部は、1月9日に鹿児島市内で開催された「平成26年度桜島火山爆発総合防災訓練」に参加しました。

桜島火山爆発総合防災訓練の様子



一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)鹿児島支部(支部長 福石 堅郎)は、1月9日に桜島溶岩グラウンド(鹿児島市)で開催された桜島の大爆発に伴う津波の発生を想定した「平成26年度桜島火山爆発総合防災訓練」(鹿児島市主催)に参加しました。

これは、58人の死者・行方不明者を出した1914年1月12日の大正大噴火を教訓に毎年行われているもので、地域の連携よる防災力の向上をテーマに、154の防災関係機関(警察、消防、自衛隊、ボランティア)や地域住民など約4,500人が参加しました。

桜島火山爆発総合防災訓練の様子



警察や消防による合同救出救護や災害ボランティアセンターの設置、非常食の炊き出しの他、今年は外国人や通訳ボランティアが初めて訓練に参加し、外国人観光客を避難・誘導するなどの実践的な防災訓練を実施したものです。

同支部からは、指揮車1台、レッカー車2台およびロードサービス特別支援隊員5名が参加し、桜島噴火直後の火砕流により横転し通行を妨げている車両を排除し、緊急交通路を確保しました。

JAFでは、災害発生時に災害対策本部等の要請を受けて出動し、緊急交通路の妨げとなる放置車両をいち早く排除する協定を全都道府県警と結び、災害発生時には「JAF特別支援隊」を派遣しております。

同支部は、今後も実践的な訓練に参加することで、各関係機関との連携を強め、地域防災体制の一翼を担う責任を果たしてまいります。

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