JAF奈良支部(支部長 菊池 攻)は、8月23日(土)に名阪スポーツランド(山辺郡山添村)にて、元全日本ジムカーナ選手権チャンピオンの川脇一晃(かわわき かずてる)選手を講師に招き、交通安全啓発とモータースポーツの振興を兼ねたイベント「モータースポーツIN奈良2014」を開催し、県内外から18台にご参加いただきました。


通算6回目となった今回は、過去のアンケート結果を分析し、参加者から人気の高かったカリキュラムを中心にメニューを組み立て、一日コースとして実施しました。

午前中は、運転姿勢の調整方法やタイヤ空気圧の重要性の解説に始まり、モータースポーツで培ったステアリング操作やブレーキングテクニックの伝授のほか、「ABSの効果的な使い方」についての実車指導を行いました。ランチミーティングでは参加者から川脇講師にクルマに関する身近な質問が相次ぎました。

午後からは、コース慣熟歩行やコーナーリング集中レッスンのほか、プロが運転するデモカーへの同乗指導やタイム計測を取り入れるなど、よりモータースポーツ色を強めた内容で実施し、「スタート前の緊張感と終了時の解放感」、「クルマを意のままに操る楽しさと難しさ」を体感いただきました。

参加者からは、「クルマを思いっきり走らせることが、いかに楽しいかを教えてもらえた」「同乗体験でプロの運転操作を間近で見ることができたが、異次元の世界を味わえた」という感想に加え、「アドバイスの内容がすごく的確で、イメージしやすく大変参考になった」など、川脇講師の指導に対する感謝の声も多数寄せられました。