日産自動車、松江市に電気自動車「e-NV200」を寄贈
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2015/08/19
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は19日、島根県松江市が管理する松江城天守の国宝指定を記念して、電気自動車(EV)「e-NV200」を松江市に寄贈したと発表しました。
松江市役所にて同日行われた寄贈式では、日産の副社長の片桐隆夫と島根日産自動車及び日産サティオ島根社長の櫻井誠己より、松江市の松浦正敬市長に記念キーが手渡されました。
今回寄贈するEV「e-NV200」は、走行時のCO2排出量がゼロという特性が、水と緑の豊かな自然と歴史的な文化遺産や伝統に恵まれた国際文化観光都市である松江市にたいへん適したモデルです。松江市には、今後同車を松江城天守国宝指定のPRイベントや同市の環境保全活動イベントなど、環境にやさしい街づくりの取り組みに役立てていただきます。なお、松江市は次世代自動車充電インフラ整備促進事業として、EVの導入を促進するため、急速充電器の設置も進めています。
「e-NV200」は、多目的商用バン「NV200バネット」をベースに、e-パワートレインを組み合わせることで、「NV200」の室内の広さや多用途性と、EVならではの滑らかな加速と静粛性を兼ね備えたモデルです。また「e-NV200」は、最大1500Wの電力を供給するパワープラグによって屋外での電源供給が可能となり、走る蓄電池として、さまざまなビジネスシーンに役立てることができます。また、5人乗り/7人乗りのワゴンタイプの設定により、乗用ユースとしてもお使いいただけます。
日産は、ゼロ・エミッション領域におけるリーダーとして、EVの開発、販売を行うだけではなく、EVを普及させ、持続可能なモビリティ社会を構築するために包括的な取り組みを行っており、それは、リチウムイオンバッテリーの生産・リサイクル・再利用から、充電インフラの整備にいたるまで、多岐にわたります。さらに、ルノー・日産アライアンスとして、世界各国の政府や自治体、企業などと、既に100件を超えるゼロ・エミッションモビリティに関するパートナーシップを締結しています。
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