Hondaの2013年度の環境保全取り組み実績と2014年度の目標をまとめた環境報告書「Honda環境年次レポート2014」が、環境省が主催する第18回環境コミュニケーション大賞の環境報告書部門において「持続可能性報告優秀賞(地球・人間環境フォーラム理事長賞)」を受賞しました。「Honda環境年次レポート」は、1992年に制定した「Honda環境宣言」のもとに取り組んでいる環境保全活動の目標と実績を年度ごとに報告しており、1998年度より毎年発行しています。2014年の年次レポートで第17号となり、今回が初の受賞となります。

Hondaは、最重要課題と認識している「気候変動問題」と「エネルギー問題」に対応するために、全世界で販売する二輪車・四輪車・汎用製品のCO2排出量原単位低減を目標に掲げています。また、自らの企業活動で発生する環境負荷の最少化を目指し、「企業活動における中期環境取り組み計画」も策定しており、「環境年次レポート2014」では、それらの目標に対する2013年度の進捗と実績、2014年度の目標などといった情報を開示しています。

2014年の年次レポートは、グローバルオペレーションによって各地域が自立して環境への取り組みを行っていることから、グローバル報告書と日本報告書の分冊化を行い、多くの方々からさまざまなご意見をいただくためのコミュニケーションツールとなっています。さらに、企業活動領域においては、担当役員や現場責任者に加え、現場担当者を交えた座談会の様子を掲載し、トップから現場担当者までが連携した環境への取り組みを発信しています。

今回の審査では、グローバルおよび各地域での事業戦略における環境戦略が明確であることや環境課題の優先順位付けが実施されていること、さらにCO2排出量低減をはじめとした環境負荷低減への取り組みに、全社が一体となって取り組んでいることがわかるレポートである点が評価され、第18回環境コミュニケーション大賞 持続可能性報告優秀賞の受賞となりました。

第18回環境コミュニケーション大賞 表彰式