カローラ初のSUVカローラクロスが登場
2021/09/24
時代の変化に合わせて開発されたカローラシリーズ初のSUV
トヨタ自動車が新型車カローラクロスを9月14日に発売した。
カローラは1966年の誕生以来、時代のニーズを超えるプラスアルファの思想に基づいて多種多様なモデルが販売されてきた。
現在では、世界150以上の国と地域で愛用されており、今年7月にはカローラシリーズのグローバル累計販売台数は5000万台を突破した。
新たに発売されたカローラクロスは、プラスアルファの思想と、ユーザーに寄り添って進化し続ける使命を受け継いだ。
これからのカローラに求められる新しい姿を追求した結果、シリーズ初のSUVとして誕生した。開発コンセプトは「新空間・新感覚カローラ」。
設定グレードと税込み価格は以下のとおり。
【1.8Lガソリン&CVT-i/2WD】
G“X” 199.9万円
G 224.0万円
S 240.0万円
Z 264.0万円
【1.8Lハイブリッド/2WD】
G 259.0万円
S 275.0万円
Z 299.0万円
【1.8Lハイブリッド/E-Four】
G 279.9万円
S 295.9万円
Z 319.9万円
室内は広がりを感じられるよう、インパネからドアトリムにかけて連続感のあるデザインを採用。室内照明は全てLEDで、カジュアルな雰囲気の中に上質かつ洗練された空間が作り出されている。
そのキャビンは、背の高いスタイルが生かされて見晴らしのいい視界の良さと、ゆとりある頭上空間が確保されて前後席ともに快適に過ごせる空間を実現。
前席は、高いアイポイント、細いAピラー、スッキリとしたインパネによって運転しやすい環境が作り出され、高いホールド性が魅力的なスポーティシートが採用されている(一部グレードを除く)。
後席は、大きく開くリアドアで乗り降りしやすく、リクライニング機構も有するリアシートで快適な空間に仕上がっている。
開放感あるパノラマルーフも設定されており、どの席からも空を眺められる。電動ロールシェードで差し込む日差しをコントロールすることも可能だ。
ラゲージ容量は、フル乗車時でもクラストップレベルの487Lを確保。リアシートを前倒しするとロードバイクが載せられるほど広がる。
また、開口部は地面から720mmに設定されており、荷物の積み降ろしにも配慮。さらに、キーを携帯した状態でバンパー下に足をかざすだけで開閉できるハンズフリー電動ハッチゲートも用意されている。
純正アクセサリーのラゲージアクティブボックスを装着すれば、ラゲージフロアを二重底にしてフラットな荷室を作り出せる。
ハイブリッド車はクラストップレベルの26.2km/Lを達成
外観のデザインコンセプトは、「アーバン・アクティブ」。ガラスや前後ランプの伸びやかなデザインが特徴的な上半分と、ワイドで安定感あるバンパーが組み合わせて堂々としたプロポーションに仕上がっている。ボディカラーは全8色から選べる。
ガソリン車とハイブリッド車の両方に1.8Lエンジンを採用。ハイブリッド車のWLTCモード燃費はコンパクトSUVクラスでトップレベルの26.2km/L(WLTCモード)を達成しており、加速時や滑りやすい路面で安心感をもたらすE-Four(4WD)も設定されている。
GA-Cプラットフォームに軽量&高剛性ボディ骨格が採用され、車高の高さを感じさせない軽快で安定した操縦性が備わっている。また、吸音素材が最適配置されていて静か&快適な車内空間を実現。
足回りでは、前輪にストラット式サスペンション、後輪に新開発のトーションビーム式サスペンション(E-Fourは既存のダブルウィッシュボーン式)を採用。最小回転半径はクラス最小の5.2mに抑えられている。
安全面では、衝突被害軽減ブレーキなどで構成されるセーフティセンスを全車に標準装備。さらに、エントリーグレードを除き、パーキングサポートブレーキとバックガイドモニターも装備されている。ディーラーオプションとして、障害物の有無にかかわらずペダル踏み間違い時の急加速を抑制するプラスサポートも用意。
ハイブリッド車には、災害時に役立つAC100V・1500Wのアクセサリーコンセントがオプション設定されている。非常時給電モードを使えば電気ポットやドライヤーなどの家電も使える。
カローラクロスは、サブスクリプション・サービスのKINTOでも購入できる。ウェブまたは販売店にて申し込み可能で、7年プラン・ボーナス月加算11万円の場合、月額2万7390円から利用できる。