トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は10月7日(火)から11日(土)までの5日間、幕張メッセで開催されるIT・エレクトロニクスの総合展「CEATEC*1 JAPAN 2014 : NEXT-夢を生みだし、未来を描け」に出展する。

今回の出展では、人とクルマと街がつながる「スマートモビリティ社会」の実現を目指した幅広い取り組みの中で、次代を担う最新の環境技術を結集した「燃料電池自動車(FCV)」と、クルマとITを融合させた次世代テレマティクスサービス「T-Connect」を中心に紹介する。

FCVは、先般6月25日に「日本で2014年度内に700万円程度の価格で販売を開始する」との発表に併せて公開した市販モデルとなる新型セダンタイプを展示し、サステイナブルなモビリティ社会への貢献が期待できるトヨタのFCV開発への取り組みを紹介する。
また、水素利用の広がりとともに電気グリッドとつながる将来のエネルギー利用のイメージも併せて紹介する。
さらに、8月よりサービスを開始した「T-Connect」では、新開発の音声対話型「エージェント」やナビゲーション(以下、ナビ)にダウンロードし利用できるアプリサービス「Apps」、アプリ開発事業者向け「TOVA」*2など、本サービスの全体像を紹介する。

トヨタは、人とクルマと街がつながる、安心で心ときめく豊かなスマートモビリティ社会の実現を目指して、今後も様々な商品・サービスの開発や取り組みを続けていく。


<主な出展内容等>
◇燃料電池自動車(FCV)
◇燃料電池自動車用の高圧水素ガスディスペンサー(水素充填機)
◇次世代テレマティクスサービス「T-Connect」
・サービスの全容と「T-Connectナビ」での音声対話サービス「エージェント」体験
・ビッグデータを活用した交通情報サービス*3
◇都市交通システム「Ha:mo」*4

*1 「CEATEC(シーテック)」:Combined Exhibition of Advanced Technologiesの略。
*2 「TOVA(トーバ)」:Toyota Open Vehicle Architectureの略。一般法人がこれらのアプリを開発し提供元となるためにオープンな開発環境が用意されている。アプリ開発希望者にはソフトウェア開発キットである「SDK : Software Development Kit」が提供される。
*3 テレマティクスサービスを通じて収集された車両情報をもとに、交通・防災情報を提供するサービス。
*4 「Ha:mo(ハーモ)」:Harmonious Mobility Networkの略。クルマなどパーソナルな乗り物と公共交通の最適な組み合わせにより、人にも街にも社会にも優しい移動の実現を目指す交通サポートシステムの総称。