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マツダの軽トールワゴン、フレアおよびフレア カスタムスタイルがデビューした。スズキ ワゴンR／同スティングレーをベースとしたモデルで、マツダ軽ラインナップにおけるAZ−ワゴンの後継に当たる。

最大の特徴は高い環境性能が与えられたこと。ブレーキを踏んで13km/h以下になるとエンジンを自動停止する「アイドリングストップシステム」、減速エネルギー回生技術の「エネチャージ」、アイドリングストップ時の室温上昇を抑える「エコクール」を採用し、優れた燃費性能を実現。その結果、全車がエコカー減税の免税対象となっている。

エクステリアは、フレアが親しみやすさを表現。フレア カスタムスタイルはスポーティな雰囲気で、異なるキャラクターが表現されている。室内も対照的で、フレアは明るく暖かみのあるグレーとベージュの2トーンカラーのインテリアパネルを採用。フレア カスタムスタイルは黒を基調にシルバー加飾やピアノ・ブラック調のパーツをあしらい、質感を高めたデザインとなっている。

2425mmのロングホイールベースが与えられ、室内長2165mm、前後乗員間距離1000mmという広い室内空間が実現された。フロントドア／リアドアの広い開口部とフラットで低いドアステップにより優れた乗降性を兼ね備え、大人4人でも快適に過ごせる車に仕立てられている。

エンジンは660ccのNAユニットが中心で、フレア カスタムスタイルの上級グレードXTにのみ660ccターボが用意される。組み合わされるトランスミッションは副変速機構付CVT（ターボは7速マニュアルモード付）。駆動方式は全グレードでFFと4WDを選ぶことができる。

価格は、フレアのエントリーグレードであるFF仕様の「XG」の115万1850円から、フレア カスタムスタイルのターボ・4WD仕様の「XT」の163万4850円までとなっている。