内外装の変更および、VSA(車両挙動安定化制御システム)を標準装備

  • ホンダ フリード|ニューモデル速報
  • ホンダ フリードスパイク|ニューモデル速報
↑フロントセクションが改良されたフリード(左)。フリードスパイク(右)も同時にマイナーチェンジ
「サイコーにちょうどいいホンダ」のキャッチフレーズで登場した5ナンバーサイズのコンパクトミニバン、フリードと、フリードから派生した5人乗りハイトワゴンのフリードスパイクが、揃ってマイナーチェンジを果たした。共通の変更点としては、安定した走りでゆとりをもたらすVSA(車両挙動安定化制御システム)が標準装備されたことだ。

個別に見ていくと、フリードは全タイプの3列目シートが3席から2席へと変更された。これは一人ひとりの占有スペースを拡大させることが目的で、6人乗り仕様と7人乗り仕様が用意される。エクステリアでは、メッキとクリアを組み合わせたLED式のリアコンビネーションが採用された。また、一部グレードにはスタイリッシュなクローム調のヘッドライトガーニッシュが採用されている。最上級のGエアロはバンパー形状を変更。クロームメッキによる精悍な印象のラジエターグリルが与えられた。

フリードスパイクは、運転席と助手席にアームレストがエントリーグレードであるG以外の全モデルに標準装備された。また、全モデルに省燃費運転に貢献する「ECONモード」を標準装備。その結果、前輪駆動モデルの6人乗り仕様の燃費性能はJC08モードで16.6km/L、10・15モード燃費では17.0km/Lを実現した。

価格は、フリードとフリードスパイク共通のエントリーグレードであるGのFF車の169万8000円から、フリードの最上級車となる7人乗り仕様のGエアロ4WDで233万500円、フリードスパイクでは4WDのGエアロ4WDの229万9000円までとなっている。
グレード(すべてフリード) G Gジャストセレクション Gエアロ
駆動方式 FF 4WD
トランスミッション CVT 5AT
全長×全幅×全高(mm) 4215×1695×1715 4215×1695×1745
ホイールベース(mm) 2740
車両重量(kg) 1290 1330 1410
乗車定員(人) 6 7
エンジン種類 直4SOHC
総排気量(cc) 1496
最高出力[kW(ps)rpm] 87(118)/6600
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 144(14.7)/4800
10・15モード燃費(km/L) 17.0 14.0
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/42
車両本体価格(万円) 169.8 188.15 233.05
■発表日:平成23年10月27日 発売日:10月28日 ■取り扱い:ホンダカーズ