英国でも人気のC+Cモデル
ついにファン待望の国内導入へ

日産 マイクラC+C フロントスタイル
↑バンパー、サイドシルプロテクターのほか、15インチ専用アルミホイールも装着。オープン時に室内への風を調整する整流システムも用意

コンセプト
多くの要望に応えC+Cを限定販売

 マイクラ(日本名マーチ)をベースに、英国日産が開発から生産まで行い、欧州で’05年から販売され人気となっているオープンモデル、マイクラC+C。マーチのもつ“可愛らしさ”をキープしつつ、よりスポーティ、エレガント、上質、という新たな価値観を加えたモデルを目指して開発された。このマイクラC+Cが多くの要望に応え、1500台限定で販売される。
 ガラストップ製のハードトップが採用されており、クローズ時はクーペとして、オープン時は爽快なコンバーチブルとなる。
 なお、日本向けの仕様に変更されているが、輸入モデルのため国内のマーチとは仕様が異なる。

バリエーション
1.6LエンジンにMTとATが選べる

 日本のマーチには導入されていない1.6Lエンジンに5MTと4ATを組み合わせたモデルのみとなる。
 ガラスルーフは、オープンカーの製造で伝統のあるドイツのカルマン社と共同開発されたもの。このルーフの開閉はワンタッチで約22秒とクラス最速。ウインドウシールからルーフにかけてガラス面を採用するため、クローズ時でも開放感のある室内を演出する。使用されるガラスは紫外線を約93%カットし、シェードを装着されているので日焼け対策も万全だ。

内外装
可愛らしさは生かしつつ、スポーティで優雅に

 外装はマーチがもつ可愛らしさを生かしつつ、低く抑えた全高やクーペらしいラインで優雅に、専用バンパーなどでスポーティに仕上げられた。内装はメタリックパーツをアクセントとしたスポーティなブラック内装と、ファッション感覚を主張するアイスブルー内装を用意。これに本革コンビシートが装着される。ラゲージは低いトランク下端をもち、容量もゴルフバッグが入るほど。また、オープンらしく施錠できる助手席シートアンダーボックスも用意される。

■SPECIFICATIONS
・トランスミッション:5MT
・駆動方式:2WD(FF)
・全長×全幅×全高(mm):3820×1670×1445
・ホイールベース(mm):2430
・車両重量(kg):1170
・乗車定員(人):4
・エンジン種類:直4DOHC
・総排気量(cc):1597
・最高出力[kW(ps)rpm]:81(110)/6000
・最大トルク[N・m(kg-m)/rpm]:153(15.6)/4400
・10・15モード燃費(km/L):14.6
・ガソリン種類/容量(L):無鉛プレミアム/46
・車両価格(万円):249.9
POINT

[1]クローズ時でも変わらない
美しいリアスタイル

日産 マイクラ C+C リアスタイル

[2]ガラスルーフを採用する
“マイクラ”のオープン

日産 マイクラC+C ガラスルーフ

[3]エレガントで上質な
本革シート+黒内装

日産 マイクラC+C インテリア

[4]カワイイだけでなく
スポーティな外観

日産 マイクラC+C フロントフェイス




【日産 マイクラ C+Cのカタログを見る】

発表日:平成19年6月5日 取り扱い:日産レッドステージ、ブルーステージ

※カーセンサー関東版12号 6月7日発売号に掲載予定の記事を先行して公開しています。
市販誌での実際の内容は変更されることがあります。ご了承ください。