・コンセプトカーからインスピレーションを得たテーラーメイド仕立てのインテリアを装備
・高級感あふれるキルティングレザー仕様のバケットシートを全席に採用
・「Q80インスピレーション」、「Q60コンセプト」を中国で初披露

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は20日、上海モーターショーにてインフィニティ「Q70L Bespoke（ビスポーク）エディション」を披露し、コンセプトカーに用いられる芸術的技巧を量産車に採用することの可能性を示しました。

「Q70L ビスポークエディション」は、今回中国で初披露となる「Q80インスピレーション」及び「Q60コンセプト」のラグジュアリーで精巧なインテリアデザインを踏襲しています。細部にまで技巧を凝らしたキャビンは、広々とした贅沢な室内空間となっています。上質な白いキルティングレザーに包まれた高級感あふれるバケットシートを採用した同車は、「Q80インスピレーション」、「Q60コンセプト」の細部に至るまで創り込まれたインテリアを量産車に適用したインテリアデザインスタディです。

中国での発売以降、「Q70L」は、高級なインテリアのみならず、より広々とした室内空間と多用途性を提供することにより、インフィニティ商品の魅力をお客さまに伝えてきました。

インフィニティは今回、「Q70L」の室内をより温かみがあり、心地良い空間へと改良しています。ホイールベースを150mm伸長したことにより、後部座席の足元空間を拡大し、リヤシートはより深みと広さを実感できる、プレミアムな乗り心地となっています。全てのシートにクッション性のある贅沢なキルティングや、柔らかく滑らかな人工皮革ウルトラスエード(R)、上質な手触りのサドルレザーを採用し、最上級の乗り心地を提供します。

立体的なキルティングレザーを、ドアトリム、シート、ヘッドライナーに採用し、テーラーメイド　インテリアの高級感を表現しています。レザー仕様のステアリングホイール、グローブコンパートメント、ドアインサート、アームレストにはすべて手縫いのステッチが施されており、インフィニティの優れた技巧を表しています。

「Q70L ビスポーク エディション」は、「Q60コンセプト」で初めて採用した「アークティック・アルミニウム」のボディカラーを採用し、同車の伸びやかでエモーショナルなラインを強調しています。液体金属のような輝きを放ち、金属表皮のようにボディを包み込む新しいコーティングにより、まるで硬いアルミの塊から削り出して造りあげたかのような外観となっています。

フロント部分には、LEDを用いたインフィニティのシグネチャーヘッドランプと重厚なダブルアーチ形状のグリルを採用し、フォグランプを内蔵したフロントバンパーと併せて重厚感を演出し、路上における堂々とした存在感を与えています。

グリルからウェーブを描きながらボディサイドに流れる力強いラインは、リヤの新LEDコンビネーションランプの形状に溶け込み、同セダンのスポーティなスタンスを際立出せています。

リヤ部分では、テールランプデザインにより流れる様な水平なラインが描き出されています。リヤバンパーをスリムにし、トランクリッドのトップラインをフラットにすることで、より低重心な印象を与えています。

また、インフィニティは、コンセプトカー「Q80インスピレーション」と「Q60コンセプト」を中国で初めて公開します。
「Q80インスピレーション」は、従来の伝統にとらわれないスタイリングと大胆なプロポーションにより、大型プレミアムセダンセグメントの常識に挑むデザインに仕上がっています。全長5メートル、全幅2メートルの4ドアコンセプトの全高はわずか52.8インチ（1.3m）で、ファストバック型のデザインを更に際立たせています。

エモーショナルでより近未来的な「Q60コンセプト」は、プレミアムスポーツクーペを予見させるモデルです。フード下のパワーを強調するシャープなエクステリアが特徴の2ドアクーペは、新世代のプレミアムなお客さまに、デザインと走行性能の双方において心を捉える高揚感を提供します。
内装は、手縫いレザー仕様のインストルメントパネルやステアリングホイールから最高級のレザーにキルティングステッチを施したシートに至るまで、細部へのこだわりが感じられる上質な仕上がりとなっています。

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