外見だけでなく、内面も重視したハイセンス軽
クラストップレベルの燃費性能を実現

日産モコ|ニューモデル速報
↑ボディカラーは写真のモコ専用色、モコベリーを含む全6色

コンセプト
従来モデル以上の開放感と
一目でモコとわかるデザインが特徴的

2002年に日産が初めて軽市場に投入し、累計48万台を販売した日産軽の主力モデルのモコが、OEM元であるスズキ MRワゴンのフルモデルチェンジ(2011年1月)から、およそ半月遅れでフルモデルチェンジを果たした。

新型のコンセプトは「上質で心地よい私のための新しい空間」。キュートなデザインで可愛らしさを追求していた先代モデルに対して、新型では外見はもとより、シックさやくつろぎなど、洗練された印象が追求された。ターゲットは、自分らしさを大切にする、センスや余裕を感じられる品のある大人でありたい、内面を重視した女性だという。

内外装
上質感、室内スペースを想像させるエクステリア
洗練と開放感、心地よさが追求されたインテリア

エクステリアは、ベースとなったスズキ MRワゴンとは異なるフロントフェイスが採用された。従来モデルの特徴を継承し、一目見てモコとわかる顔であるためだという。シャープさと可愛らしさを兼ね備えたヘッドランプや、安定感のある横長グリルおよび、バンパー/ロワグリルが与えられている。モコの位置付けとしては、マーチのオシャレなスタイルとルークスの広い室内、両方の強みを併せもつ、新しいスタイルをイメージしたとのこと。垂直に立てられたAピラーから続くロングルーフスタイルを採用することで、広々とした室内スペースを想像させるデザインとなった。

インテリアは、千鳥格子柄のブラウンシートにより、シックにアレンジされた。視認性の高いファインビジョンメーターやインパネ一体式のピアノブラックのタッチ式オーディオなど、洗練された印象が与えられている。また、2425mmに延長されたホイールベースや立てられたAピラーなどにより、開放感あふれる広々とした心地よい室内空間が実現された。このAピラーはガラスエリアの拡大にもつながり、視認性の向上も果たされている。

バリエーション
パワートレインの刷新により
クラストップレベルの燃費性能を実現

プラットフォームおよび、パワートレインの刷新により、クラストップレベルの燃費性能が実現された。エンジンは新開発の660ccNAおよびターボで、トランスミッションは全車が副変速機構付きCVTとなる。駆動方式はFFと4WDから選択が可能。ターボの4WDモデルで50%、その他のモデルは75%のエコカー減税対象となっている。

価格は、FF/NAのエントリーモデル、Sの107万9400円から、4WD/ターボの最上級グレードG FOUR オーディオ&バックビューモニター付の151万950円まで。
POINT
1 ロングルーフにより
伸びやかな印象が与えられた
日産モコ リアスタイル|ニューモデル速報
2 洗練された印象のインパネ
ファインビジョンメーターを採用
日産モコ インパネ|ニューモデル速報
3 シックな印象を与える
ブラウンの千鳥格子柄シート
日産モコ シート|ニューモデル速報
4 ベースとなったMRワゴン
フロントマスクが最大の違い
スズキ MRワゴン|ニューモデル速報

SPECIFICATIONS

グレード S X FOUR G G FOUR
駆動方式 FF 4WD FF 4WD
トランスミッション CVT
全長×全幅×全高(mm) 3395×1475×1625
ホイールベース(mm) 2425
車両重量(kg) 790 860 830 880
乗車定員(人) 4
エンジン種類 直3DOHC 直3DOHC+ターボ
総排気量(cc) 658
最高出力[kW(ps)rpm] 40(54)/6500 47(64)/6000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 63(6.4)/4000 95(9.7)/3000
10・15モード燃費(km/L) 25.5 23.4 22.5 21.5
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/30
車両本体価格(万円) 107.49 128.1 134.085 151.095
■発表日:平成23年2月15日 ■取り扱い:日産ディーラー