気軽にオープンカーの気持ちよさとスポーツカーの楽しみを味わえるロードスター

↑ボディカラーは写真のプレミアムディープマルーンを含む全6色
本格スポーツを手ごろな価格で楽しめることで日本のみならず北米でも人気のフェアレディZ。電動開閉式ソフトトップを採用し、気軽にオープンエアを楽しめるロードスターがフルモデルチェンジを果たした。

開発は次の3点を目指して進められた。ひとつは「オープンでもクローズでも、目を引く美しさ」。二つ目は「スポーツカーとしての走りとオープンカーとしての気持ちよさを両立」。最後に「ソフトトップの容易な開閉操作」だ。

ソフトトップは、格納した場合にはストレージリッドにより全てが覆い隠される。キャンバス地のソフトトップは新色のボルドーとブラックの2色が用意される。また、内張りが貼られることで、上質な頭上空間が目指された。さらに、ルーフロックはオート化されているので、センターコンソールの開閉スイッチで、簡単に開閉操作行える。

HDDカーウイングスナビゲーションシステムはPCや携帯から地図情報の更新が可能で、地デジにも対応。またロードスター専用にチューニングが施され、オープン/クローズいずれの状態でも最適な音場を実現したBoseサウンドシステムも採用されている。

安全デバイスとしては、SRSドアマウントカーテンエアバッグ等が装備されている。

パワートレインは、クーペモデル同様、3.7LのVQ37VHRを搭載。組み合わされるミッションも、クーペと同じ6速MTか、マニュアルモード付7速ATとなる。装備の違いにより、ベースモデル、Version T、Version STの3グレードが用意される。

価格は6速MTを搭載するベースモデルの435万7500円からマニュアルモード付7速ATを搭載するVersion STの509万2500円まで。
グレード ロードスター Version T VersionST
駆動方式 FR
トランスミッション 6MT 7AT
全長×全幅×全高(mm) 4250×1845×1315
ホイールベース(mm) 2550
車両重量(kg) 1540 1570 1580
乗車定員(人) 2
エンジン種類 V6DOHC
総排気量(cc) 3696
最高出力[kW(ps)rpm] 247(336)/7000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 365(37.2)/5200
10・15モード燃費(km/L) 9.8 9.4
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/72
車両本体価格(万円) 435.75 483.0 509.25
■発表日:平成21年10月15日 ■取り扱い:日産ディーラー