新世代を告げるコンパクトスポーツが登場

アルファロメオのモデルレンジの中で、もっともコンパクトなボディを持つアルファロメオ ミト 1.4 ターボ スポーツが登場した。新世代のアルファロメオを予感させるコンパクトスポーツとして生まれた「ベイビー アルファ」だ。

ミト（MiTo）という名前は、アルファ発祥の地のミラノの「Mi」と生産地となるトリノの「To」の頭文字を合わせてネーミングされるとともに、イタリア語で神話/伝説を意味する言葉という。
搭載されるエンジンは直4DOHCの1.4Lターボで、最高出力は155psを発生。また、最大トルクは20.5kg-mとなるが、ダイナミックモード使用時には23.5kg-mまで増幅される。デバイス機能も充実しており、エンジン制御やステアリングパワーアシスト機能を備えるアルファロメオD.N.Aシステムのほか、危険回避アシスト機能となるVDCも装備され、安定した走行性能が図られた。
エクステリアは、アルファの上級モデルである8C コンペティオーネをモチーフにサイドウインドウの形状やフロントバンパーなど丸みを帯びたしなやかなデザインが特徴となっており、全長は約4mというコンパクトボディとともに個性的なスタイリングとされている。
一方、インテリアも8C コンペティオーネにインスパイアされ、ペダルやステアリング、シフトノブなどの絶妙な配置によりアルファロメオらしいドライビングプレジャーを満たしてくれるインテリアとなる。

グレードは1.4 ターボ スポーツのみの設定で、価格は285万円。