プジョーのフラッグシップモデルである407シリーズのセダンとステーションワゴンモデルに内外装を一新したマイナーチェンジが施されるとともに、ラインナップが見直された。

今回のマイナーチェンジでは、セダンにラインナップされていたエクスクルーシブが廃止され、2.2L直4エンジンが搭載されるSV2.2と3.0L V6エンジン搭載のSV3.0の2グレードとなる。ステーションワゴンモデルは従来同様、SW2.2とSW3.0の2グレードだ。

エクステリアではセダン、SW共通の変更としてフロントグリル内の垂直バーをクローム仕上げに変更された。また、セダンではリアバンパーモールおよび、テールランプの意匠変更やアンダーガーニッシュが装着されている。さらにバックアップランプおよび、ウインカー部分にホワイトクリスタルカバーが装着されるなど、高級感とスポーティ感が向上された。
ステーションワゴンではリアバンパー、テールランプの形状が変更され、バンパーとテールゲートとの一体感が向上されている。さらにランプ上部をLED風デザインとし、リフレクター、テールランプカバーも新デザインが採用されている。

一方、インテリアの変更は両車共通で、センターコンソールやエアコンルーバートリム、さらにドアインナーハンドルトリムの素材が変更に。それに伴い、光沢ブラック仕上げとなった。また、全モデルにブラックレザーのほか、全3色のレザーシートが設定され、タッチパネル式ディスプレイを採用した最高級HDDナビゲーションシステムのほか、フロントとバックにソナーが標準装備される。

価格はセダンのSV2.2が据え置きで、SV3.0が20万円高の469万円。SW2.2が38万円高の434万円、SW3.0が10万円高の486万円となる。