ポルシェ パナメーラ ターボSエグゼクティブ【追加モデル】
カテゴリー: ポルシェの新型車
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2013/11/22
ポルシェの4ドアGTであるパナメーラ ターボSのロングホイールベース版、ターボSエグゼクティブが東京モーターショー2013で世界初公開された。ちなみに、ポルシェが東京モーターショーで新モデルを世界公開するのは今回が初めて
ポルシェのGTモデルの頂点に君臨
ノーマルモデル比+15cmのロングホイールベースを実現
パナメーラ ターボSエグゼクティブは、パナメーラシリーズのフラッグシップであり、グランツーリスモ・モデルの頂点と位置づけられた。
最大の特徴は、ノーマルモデル比+15cmを実現したロングホイールベースボディ。リアシートの足元スペースはターボSより12cmも拡大され、より乗り心地が快適になっている。
幅広い快適装備がオプションで用意される
スポーティながらラグジュアリーに仕立てられており、前後席ともにシートヒーターはもちろん、シートベンチレーション(シートの中の電動ファン)も標準装備されている。さらに、電動ロールサンシェイドやリア乗員用のサイドエアバッグも備えられた。
トピックは、後席の乗員を想定した幅広いオプション装備が用意されたこと。プライバシーガラスを兼ねた遮熱・防音ガラスのウインドウや、専用設計されたリアのインテリアライティングパッケージ、大型リアコンソールなどがラインナップされている。
エクステリアは、同時に予約が開始されたターボSと同じ。20インチの911ターボIIホイールや、ボディと同色に塗装された4-wayリアスポイラーなどを採用。ポルシェらしいスポーティさの中にラグジュアリーさを感じさせる外観となった。
コンプレッサー容量を拡大し、ノーマルモデル比+50psを実現
エンジンはノーマルモデルと同様の4.8L V8ツインターボだが、コンプレッサーの容量拡大などによって最高出力は従来型比+50psの570ps、最大トルクは同+50N・mの750N・mまで向上。最高速度も同+5km/hの310km/hとなった。燃費性能にも考慮されパナメーラターボと遜色のない数値になるという。
専用開発のエアサスとダンパーによるPASM(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム)も装備される。これにより、コンフォート、スポーツ、スポーツプラスの3つの走行モードが選択できるだけでなく、エアサスによる減衰力の切り替えも可能。幅広い特性の中から最適な設定で走ることができる。
さらに、ボディのロールを抑制させるPDCCや、左右輪のトルク制御を最適化し優れたコーナリングを可能にする「PTVプラス」など、スポーティな走りを支援するデバイスが標準装備された。
価格は2898万円となる。
グレード | パナメーラ ターボSエグゼクティブ |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 7AT |
ホイールベース(mm) | 3220 | 乗車定員(人) | 4 |
エンジン種類 | V8DOHC+ターボ |
総排気量(cc) | 4806 |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 750(-)/2250-5000 | 車両本体価格(万円) | 2898.0 |