■ドライビング性能や乗り心地、燃費の向上が図られた新型A4アバント

プレミアムステーションワゴンとして人気のA4アバントが、セダンに遅れること4ヵ月、フルモデルチェンジが施されて発売された。
エクステリアの特徴は、従来モデルに対し全長が118mm、全幅が55mm、全高も10mm拡大され、全長4705×全幅1825×全高1465mmとひと回り大きくなった。これによりロー＆ワイドなフォルムが実現されている。同時にフロントアクスルの搭載位置が移動され、前後の重量バランスが最適化され、乗り心地とドライビング性能の両立が図られている。
搭載されるエンジンは、1.8L直4DOHCターボと3.2L V6DOHCの2種類。どちらのエンジンも従来型と比べ、ハイパワーと低燃費＆低排出ガスが両立され、1.8L直4は最高出力160psを発生しつつ10・15モード燃費で17.5％、CO2排出量換算値も14.5％低減されている。3.2L V6も燃費性能が9.4％、C02排出量も8.6％低減されつつ最高出力は265psとパワフルだ。
装備面では、これまでA6以上のクラスに採用されてきたMMI(フルセグ地デジチューナー対応)やAMI(アウディミュージックインターフェイス)が標準化され、オプションながらアウディドライブセレクトやバング＆オルフセン サウンドシステム、ガラスパノラマサンルーフなどが用意されている。
ボディカラーはクォーツグレーを含む全4色。価格は1.8TFSIが437万円、3.2FSIクワトロが663万円。 ■発表日：平成20年7月29日　■取り扱い：アウディ正規ディーラー