ゴルフ Eに代わり、低燃費と優れた走りを両立させたベーシックグレードが登場

フォルクスワーゲン ゴルフ TSI トレンドライン|ニューモデル速報
↑ボディカラーは写真のリフレックスシルバーメタリックを含む全8色が用意される
コンパクトカーの代名詞ゴルフに、エントリーモデルであるEに代わるモデルとして、TSI トレンドラインが設定された。
従来までのEには1.6L FSIエンジンが搭載されていたが、この新型は1.4L TSIエンジンが採用。一見、小排気量化されたように感じるが、直噴FSIテクノロジーにシングルターボチャージャーを組み合わせることで、10・15モード燃費15.4km/Lという低燃費と、最大トルク20.4kg-mという2.0Lエンジン並みのトルクが実現されている。ちなみに15.4km/Lという数字はフォルクスワーゲンとして歴代最高で、Eと比べて20%も向上された。
新エンジンと組み合わされるミッションは、小トルクエンジン向けに7速化されたDSGで、デュアルクラッチシステムにはオイル冷却が不要な乾式クラッチが採用。この多段化と軽量化が、燃費向上に貢献しているのは確実だ。
ボディカラーは全8色が用意。価格はEに対し3万円高の248万円に抑えられている。
グレード TSI トレンドライン
駆動方式 2WD(FF)
トランスミッション 7AT
全長×全幅×全高(mm) 4205×1760×1520
ホイールベース(mm) 2575
車両重量(kg) 1310
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHCターボ
総排気量(cc) 1389
最高出力[kW(ps)rpm] 90(122)/5000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 200(20.4)/1500-4000
10・15モード燃費(km/L) 15.4
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/55
車両本体価格(万円) 248.0
■発表日:平成20年6月17日 ■取り扱い:フォルクスワーゲン正規ディーラー