走りを際立たせる先進技術を多数装備
オンロードでの走行性能に磨きをかけた

BMW X5 フロントスタイル
↑BMWらしいキドニーグリルや丸型4灯ライト、サイドラインに、ボディ下部のブラックパネルなどのSUVらしさがマッチしたデザイン

コンセプト
電子デバイスを満載しさらに大きくなったSAV
 オンロードでの走行性能を重視し、BMWがSAV(スポーツアクティビティビークル)と呼ぶスポーティな高級SUV、X5が フルモデルチェンジし2代目となった。ボディサイズは一回り大きくなり、剛性も向上。この新型は走りを際立たせるデバイスが充実している。コーナリング時の運動性能も向上させる4WDシステム、車速とステアリング角に応じてステアリングギア比を変えるアクティブステアリングなどを標準装備。さらに、FlexRayと呼ばれる高速データ通信システムを使った、前後、横方向の加速度などを解析し、ロールを適正化させるアダプティブドライブをオプション設定している。
バリエーション
オプションで3列目シートを設定
 3L直6エンジンを搭載する3.0siと、4.8LV8を搭載する4.8iがラインナップされる。どちらもステップトロニック付き6ATが組み合わされる。広くなったラゲージには、オプションで3列目シートを設定。2名が乗車できる3列目は畳めばフロアに完全に収納される仕組みをもつ。また、パッケージオプションとして、スポーツサスペンションやスポーツシートなどを採用するスポーツ、電動ガラスサンルーフなどが採用されるコンフォートが用意されている。
内外装
キープコンセプトながらより洗練された内外装
 スポーティな外観は旧型のデザインが踏襲されている。室内は新デザインのATセレクターやi Driveなど、曲線的デザインが調和したエレガントな仕上がり。電気信号により作動するATセレクターは、操作方法は従来どおりだが、操作後は一定の位置に戻る仕組み。MTモードでも前後させるだけで変速できる。ナビやオーディオなど様々な操作を集約したインターフェイス、i Driveも装備される。ほかにも、ランフラットタイヤがクラス初の標準採用となっている。
■SPECIFICATIONS:4.8i
・トランスミッション:6AT
・駆動方式:4WD
・全長×全幅×全高(mm):4860×1935×1765
・ホイールベース(mm):2935
・車両重量(kg):2250
・乗車定員(人):5
・エンジン種類:V8DOHC
・総排気量(cc):4798
・最高出力[kW(ps)rpm]:261(355)/6300
・最大トルク[N・m(kg-m)/rpm]:475(48.5)/3400~3800
・10・15モード燃費(km/L):6.2
・ガソリン種類/容量(L):無鉛プレミアム/85
・車両価格(万円):963.0
POINT

[1]先進技術の採用で
     運動性能が大幅アップ

BMW X5 走行シーン
[2]サイズは一回り大きくなり
     7人乗り仕様も選択可能

BMW X5 リアスタイル
[3]曲線的デザインが調和した
     エレガントで質感高いインパネ

BMW X5 インパネ
[4]新デザインの内装や
     データ通信システム採用

BMW X5 idrive



【BMW X5のカタログを見る】
発表日:平成19年6月19日 取り扱い:BMW正規販売店