スポーツセダンとして人気のISがマイナーチェンジされるとともに、ハイパフォーマンスバージョンであるIS Fにも一部改良が施された。

今回のマイナーチェンジでは、フロントグリル、前後バンパー、リアコンビネーションランプの形状変更が実施され、さらにアルミホイールのデザインも変更されている。また、LEDサイドターンランプ付ドアミラーが採用され、より印象的なスタイルが目指された。
インテリアでは、センタークラスターのデザイン変更のほか、ヌバック調ファブリクシートがIS250とIS350に採用拡大。また、新内装色オーキッドブラウンとエクリュ(セミアニリン本革シート選択時)の組み合わせが設定(バージョンL：標準装備／バージョンS：オプション)された。
装備面では、IS250にも車両運動統合制御VDIMが設定され、高い予防安全性が実現。加えて、メモリー付電動チルト＆テレスコピックステアリングやカードキー(IS250、IS350を除く)が標準設定されたほか、ドアロックと連動する電動格納式ドアミラーを装備。また、全グレードに後席可倒式ヘッドレストが採用され、利便性が高められている。
また、一部改良となるIS Fもセンタークラスターのデザインが変更。合わせてセンタークラスター、ドアグリップ＆センターコンソール加飾部がブラックメタリックに変更されている。

ボディカラーはISのみが変更され、新色のブロンドマイカメタリック、セーブルマイカメタリックを含む全10色が用意されている。
価格は従来モデルに対し7万円から11万円高で、IS250(FR)の399万円からIS350“バージョンL”の532万円まで。IS Fは価格変更が行われず、766万円。