新世代のフロントフェイスを獲得、スポーティグレードも新設定

  • レクサス RX450h version L|ニューモデル速報
  • レクサス RX450h F SPORT|ニューモデル速報
↑新世代レクサスの象徴であるスピンドルグリルが与えられたフロントフェイス、写真右は新たに追加されたスポーツグレード、F SPORT
レクサスのクロスオーバーSUVとして、日本はもちろん北米でも高い人気を誇るRXシリーズに内外装の変更を含むマイナーチェンジが施された。

フロントフェイスは、2012年1月にデビューした同ブランドのミディアムラージセダン、GSから採用された新世代レクサスの象徴であるスピンドルグリルに改められた。ヘッドライトには、L字型LEDクリアランスランプを、リアには新デザインのコンビランプなどを採用。これらにより、エクステリアは圧倒的な存在感を主張するスタイリングを獲得したとメーカーはうたっている。

インテリアではシートにアクセントステッチを追加。また、シートカラーは新設定のガーネットとサドルタンの2色を含む全5色を用意するなど、上質でスタイリッシュな室内空間が演出された。

装備面では、ナビゲーションシステムを一新。社会インフラとの相互通信で安全運転をサポートするDSRCやDSSS対応のシステムとなった。また、ナビゲーションやオーディオをマウス感覚で操作できる第2世代のリモートタッチも採用されている。さらに一部グレードにはリヤシートエンターテインメントシステムがオプションで設定されるなど、操作性・快適性の向上が図られた。

モデルラインナップとしては、新たにRX450hおよびRX350にスポーティバージョンの「F SPORT」が設定されている。これには大型エアロバンパーや19インチアルミホイール、専用シートおよびパドルシフトなど独自の内外装が与えられる。また、専用チューニングを施したサスペンションとボディのたわみや微振動を吸収するパフォーマンスダンパーにより、スポーティな走りを実現している。

価格は、2.7Lエンジンを搭載する前輪駆動のエントリーグレードであるRX270の430万円から3.5Lのハイブリッドシステムを搭載する4WDの最上級グレードRX450h F SPORTの674万円まで。全体的に若干の値上げとなっている。
グレード RX270 RX350 version L RX450h F SPORT
駆動方式 FF 4WD
トランスミッション 6AT CVT
全長×全幅×全高(mm) 4770×1885×1690
ホイールベース(mm) 2740
車両重量(kg) 1820 1950 2100
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHC V6DOHC V6DOHC+モーター
総排気量(cc) 2671 3456
最高出力[kW(ps)rpm] 138(188)/5800 206(280)/6200 183(249)/6000+Fモーター:123(167)+Rモーター:50(68)
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 252(25.7)/4200 348(35.5)/4700 317(32.3)/4800+Fモーター:335(34.2)+Rモーター:139(14.2)
10・15モード燃費(km/L) 10.4 9.4 18.8
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/72 プレミアム/72
車両本体価格(万円) 430.0 550.0 674.0
■発表日:平成24年4月12日 ■取り扱い:レクサス店