安全・快適装備を充実化、さらに2モデルを追加した

レクサス LSシリーズ|ニューモデル速報
↑ボディカラーは、LS460シリーズが、新色ラピスラズリマイカなどを含む全10色、LS600hシリーズは写真のブラックオパールマイカを含む全11色
レクサスブランドの最上級モデル、LSシリーズに内外装のリファインを含むマイナーチェンジが施された。すり傷に対し高い耐性をもつ新開発のクリア塗装、セルフリストアリングコートの採用をはじめ、安全・快適装備を一段と充実するなど、高級車のあるべき姿が追求されている。

エクステリアでは、フロントグリル、ヘッドランプ、バンパーおよびリヤのコンビネーションランプ、バンパー、18インチアルミホイールのデザインが変更された。また、サイドターンランプ付ドアミラーが採用されている。LS460シリーズはよりダイナミックに、 LS600hシリーズはよりモダンなスタイルへと、それぞれの個性を強調したようだ。

安全装備も充実された。むち打ち傷害軽減に寄与するアクティブヘッドレストや、対向車や先行車に加え周囲の明るさなどの状況を認識してハイビーム/ロービームを自動的に切り替えるオートマチックハイビームは全車に標準装備。また、一部グレードには、夜間走行時のドライバーの視覚を支援するナイトビューがオプション設定されている。また、プリクラッシュセーフティシステムの一環としてドライバーの眼の開閉状態を検知する機能が追加されるなど先進の安全性能が追及された。

また今回のマイナーチェンジを機に、新たに2種類のシリーズが設定されているのもトピックだ。ひとつは460シリーズをベースに、トランスミッションやサスペンションに専用チューンを施し、専用の高性能ブレーキや19インチ鍛造アルミホイールなどにより、走りの楽しさを追求したLS460 Version SZ、および同I package。これには、専用のフロントグリルやアンダースポイラー等も装備されている。

もうひとつは460LおよびLS600hLをベースに、最上級仕様としてリヤシートリラクゼーションシステム(左後席)を標準装備されるなど、後席の『おもてなし』を充実させたVersion UZシリーズだ。4人乗り仕様では、本木目と本革の格納式テーブルを採用した後席大型センターコンソールや、天井付9インチ高精細ディスプレイを採用したリヤシートエンターテイメントシステムを標準装備。5人乗り仕様では前席センターコンソール後部に9インチ高精細ディスプレイを設けたリヤシートエンターテイメントシステムが標準装備される。

価格は460シリーズで、FRのベースモデル、LS460の796万円から、4WDでロングホイールベースのVersion UZの1247万円まで。
LS600hシリーズはベースモデル、LS600hの1000万円から、ロングホイールベースのVersion UZの1550万円まで。

グレード LS460 LS460L version SZ LS600h LS600hL version UZ
駆動方式 FR 4WD
トランスミッション 8AT CVT
全長×全幅×全高(mm) 5060×1875×1465 5180×1875×1475 5060×1875×1475 5180×1875×1475
ホイールベース(mm) 2970 3090 2970 3090
車両重量(kg) 1940 2080 2230 2390
乗車定員(人) 5
エンジン種類 V8DOHC V8DOHC+モーター
総排気量(cc) 4608 4968
最高出力[kW(ps)rpm] 283(385)/6400 290(394)/6400+165(244)
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 500(51.0)/4100 520(53.0)/4000+300(30.6)
10・15モード燃費(km/L) 9.1 8.7 12.2
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/84
車両本体価格(万円) 796.0 910.0 1000.0 1550.0
■発表日:平成21年10月16日 ■取り扱い:レクサス店