酷暑のため相場が上がらず?輸入オープンが100万円以下で手に入る
カテゴリー: 特選車
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2015/08/24
真夏のオープンカー戦線に異変アリ?
オープンカーの中古車相場というのは例年、春から夏にかけてじわじわと上がっていくもの。しかし今年はあまりにも暑いからでしょうか。夏場になってもオープンカー各モデルの相場があまり上がっていないようです。普通はもう少し経ってからオープンカーをオススメするのですが、今年はもう今のタイミングで検討を始めるべきかもしれません。
さて、お手頃価格のオープンカーの中でも、狙ってみたいのが「総額100万円以下の輸入オープンカー」です。
輸入車にこだわらなければいけない絶対的な理由はありませんし、最近では日本でもホンダ S660や新型マツダ ロードスターなど、魅力的なオープンモデルが登場しています。しかし、なんだかんだいってオープンカーの本場というのはまだまだヨーロッパであり、オープンモデルの種類の多さにかけては国産車の比ではありません。
つまりヨーロピアン・オープンの方が「選びやすい・探しやすい」ということです。また単純に、イメージ的にもデザイン的にもヨーロッパのオープンカーの方が華やかな場合が多いため、「せっかくオープンカーに乗るなら、そういった華やかなモノの方が……」という理由もあります。
自分のライフスタイルに合うか、まずは100万円以下でお試しを
そして価格も「100万円以下」という部分にこだわらなくてもいいのですが、オープンカーというのは使い勝手的にはなかなか特殊ですので、もしかしたら「買ったはいいけど、自分のライフスタイルや趣味に合わない……」ということもあるかもしれません。
そういった意味で、まずは総額100万円以下ぐらいのお手頃モデルで「入門」するのが良いと思います。それで気に入ったなら、その100万円以下のモデルに乗り続けるも良し、もう少し高価なモデルにステップアップするも良し、ということです。
ただ「輸入車のオープンカーで、総額100万円以下で」というのはカテゴリー内の底値に近い存在ですので、もしかしたら故障が頻発するんじゃないか……という心配もあるかもしれません。最近の輸入車はお手頃価格なものであってもけっこう信頼性が高いと言えますが、機械モノに絶対はありませんし、不安な気持ちもわからなくはありません。
そんなときは、業界トップクラスの保証内容を誇る「カーセンサーアフター保証」を付帯させることをオススメします。輸入車の場合は最長2年間、累積上限80万円(半年プランの場合は30万円 ※価格はともに税込)までの保証整備を何度でも受けることができますので、輸入車に乗るのは初めてという人でも安心できること受け合いです。
コンパクトカーを中心に豊富な選択肢が
さて、2015年8月15日現在、総額100万円以下で狙うことができる輸入オープンカーというのは様々ございます。以下どのようなモデルがあるか、そして物件はどこをチェックすべきかを簡単にご説明します。
最も数が多いのはプジョー 206CC。2001年5月から2007年6月まで販売された電動メタルルーフを採用している4人乗りオープンカーです。スタイリッシュなデザインとプジョーらしい小気味良い走りが魅力ですが、試乗する際はそんな走りを実現させている足回りに劣化はないか、具体的には走行中にタイヤ付近から「コトコト」という音が出ていないかを確認ください。また伝統メタルルーフがスムーズに開閉するかどうかも要チェックです。
その次に多いのがフォルクスワーゲン ニュービートルカブリオレとシトロエンのC3プルリエル。こちらは布製のソフトトップとなりますので、破れている箇所がないか、接合部にすき間が発生していないかを確認ください。またC3プルリエルのトップはやや複雑な作りですので、販売店の人にお願いしてすべてがスムーズに動くかどうかを見てください。
またこれは全般的な話ですが、オープン状態にしたときに内装があまりにもヤレていると、正直ちょっと恥ずかしいものです。安い価格帯ですからある程度の内装劣化はやむなしですが、あまりにも内装がヤレているものは避けた方が賢明かもしれません。
いずれにせよ、ステキな輸入オープンカーを手頃なプライスで手に入れるチャンスです。酷暑に感謝しつつ(?)、いろいろ探してみてください。