新型シエンタは素晴らしい。しかし20万円台から狙える旧型も同様に素晴らしい
2015/07/31
新型登場の影で旧型シエンタが狙い目
鮮やかなイエローをイメージカラーに、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんやプロサッカー選手のハメス・ロドリゲスさん(現サッカーコロンビア代表)を起用した、新型トヨタ シエンタのCMが頭に残って忘れられない、そんな人も多いと思います。
実際、新型シエンタは燃費性能に優れ、乗り心地も上質で、使い勝手も抜群。じゃっかんパワー不足と感じる方もいるかもしれませんが、同クラスにおいて特段見劣りすることはなく、日常生活においては十分以上でしょう。デザインは好みが別れるかもしれませんが、新車の車両価格も168万9709円(税込)~とお手頃で、本当に素晴らしい車だと思います。
しかし、今回オススメいたしますのは、そんな新型ではありません。ご紹介するのは旧型シエンタです! 新型が出ると旧型が一気に値を下げるのは中古車の常。それを狙って購入するのは中古車購入の王道といえます。
子育て家族にぴったりな1台!
旧型シエンタが登場したのは、2003年9月。シエンタの車名は、スペイン語の「7(siete)」と英語の「楽しませる(entertain)」からなる造語で、「小粋でユースフルな7人乗り」をテーマに開発されました。
その特徴は「子育て家族に優しい」ということ。特に赤ちゃんを抱っこするママの使い方を想定し、とことん使い勝手の良さが追及されています。「片手でポン!」をキーワードに、様々な機構や工夫がなされています。例えば、最も使用頻度の高い2列目シートでは、チップアップ、スライド、リクライニングの機能をひとつのレバーに集約。あれこれレバーを動かすことなくシートアレンジできるようになっています。
また、3列目シートは左右独立式のシート構造を採用し、ヘッドレストを付けたままでの格納が可能。大きな荷物を積みたいときなど、すぐにラゲージスペースとして活用できます。
さらに2列目シート片側にチャイルドシートを取り付けたまま、2列目から3列目シートにアクセスできるのもポイントでしょう。
もちろん、運転のしやすさも配慮されています。前後のオーバーハングが短く、ボディも見切りの良い形状となっています。
総額50万円以下でも余裕で狙える
さて気になる価格ですが、カーセンサーに掲載されている物件の平均車両価格は約52万円(2015年7月30日現在)。車両価格のボリュームゾーンは10万~50万円でも、総額50万円以下でカーセンサーアフター保証対象車が狙えます。
掲載台数もモデル全体で1102台と豊富で、好みの1台が見つかりやすいのも魅力。50万円以下のアフター保証対象車でも181台も掲載されています。修復歴や走行距離にこだわらなければ、20万円台で手に入れることも可能です。そもそも掲載物件の平均走行距離が約6万3000kmと若干多走行気味ですが、アフター保証を付けておけば万が一のときでも安心でしょう。
「普段乗るのは家族4人だけれど、たまに大勢乗ることがある。でも普段はママが運転するので大きい車は避けたい……」というファミリーにとって5ナンバーサイズのシエンタは絶好の1台といえるのではないでしょうか。子供がいると、何かをお金が掛かるもの。車の費用を安く抑えるためにも、ぜひ検討してみてください!
この記事で紹介している物件
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