120万円台から!?「安全な車」ならレガシィの旧型がオトク

愛すべき家族を守るために

みなさん7月1日は何の日かご存じですか？ 祝日ではないので知らない方も多いと思いますが、「国民安全の日」なんです。そして7月1日～7日までが「全国安全週間」とされています。というわけで、“安全”をキーワードに、オススメの中古車をご紹介いたします。

誤解を恐れずにいえば、車は“走る凶器”と形容されることもあるとおり、取り扱いを間違えれば危険な乗り物です。事故を起こさないよう安全に運転するだけでなく、「大切な家族を守るため、万が一の際に備えて安全性の高い車を選びたい」という方も多いと思います。

そこで今回は、安全性を高めるシステムとして話題になったスバルの「Ｅyesight（アイサイト）」搭載車に注目しました。

▲アイサイトは、世界で初めてステレオカメラのみで、車や歩行者、自転車などを対象にしたプリクラッシュセーフティ機能を実現したシステムです

安全性を大幅に高めるアイサイト

そもそもアイサイトは、フロントガラスの上部に設置された2つのカメラで前方を監視し、危険が迫ったときには自動でブレーキをかけ、減速・停止するシステム。急な飛び出しや居眠り運転など、様々な事故原因をケアするもので、多くの方から高い評価を得ています。

今回ピックアップいたしましたのは、同システムのver.2が搭載されたレガシィシリーズです。最新モデルはver.3になり、カラーも認識できるようになっていますが、ver.2でも性能は十分ハイレベル。通常の追従走行に加えて、先行車が停止した場合でも、追従し自動ブレーキをかける「全車速追従機能付クルーズコントロール」を備えているなど、安全性はもちろん、渋滞時などに役立つ機能も盛り込まれています。

レガシィシリーズは、現行モデルではワゴンが「レヴォーグ」と名前を変えましたが、5代目となる旧型モデルまではセダンの「B4」、ステーションワゴンの「ツーリングワゴン」そしてSUVの「アウトバック」の3モデルが存在しています。いずれも「グランドツーリング イノベーション」をコンセプトに、ドライバーだけでなくパッセーンジャーも快適に、かつエコロジーも追求して開発されました。

旧型は、4代目よりも室内長、幅、高のすべてが拡大され、ゆとりある室内を実現。エンジンはスバルのDNAともいえる水平対向で、B4とツーリングワゴンが4気筒の2.5L NAと同ターボ、アウトバックは2.5L NAと6気筒 の3.6L NAとなっています。

組み合わせられるミッションは、燃費効率に優れるリニアトロニックや5ATの他、ドライブがより楽しくなる6MTもラインナップ。環境性能はもちろん、運転の楽しさも備えています。

▲セダンのB4のエクステリアは、スポーティセダンらしくシャープなデザインが特徴。2.5Lターボモデルには6MTも用意されています

▲ツーリングワゴンはゆとりたっぷりのラゲージルームが特徴。居住空間も広いので、どのシートに座っても快適に移動できます

▲力強くタフなイメージを表現したアウトバックのエクステリア。頭上にも空間的な余裕があり、開放感が感じられるのも特徴です

価格と性能のバランスでは旧型がオトク！

さて、予算に余裕があれば現行モデルを狙うのもアリなのですが、いかんせん中古車ではもまだまだ高値というのが実情です。アイサイト搭載モデルともなればなおさらでしょう。しかし、旧型はグッと身近な価格となり、オトク感も大幅にアップします。

カーセンサーnetに掲載されている物件の平均車両価格（モデル全体）を見てみると、旧型B4が約178万円、最終型ツーリングワゴンが約186万円、旧型アウトバックが約191万円（2015年6月30日現在）。車両価格のボリュームゾーンは、旧型B4が130万～230万円で、最終型ツーリングワゴンが130万～220万円、旧型アウトバックは新車価格が高いこともあって150万～230万円となっています。

しかし、注目すべきは掲載台数です。旧型B4が285台、旧型アウトバックが246台なのに対し、最終型ツーリングワゴンが736台と非常に多く、選びやすくなっています。

いずれにせよ、3台ともお手頃価格となってきました。カーセンサーアフター保証対象車でも総額200万円以下で手に入れることができます。アイサイトの「安全」にアフター保証の「安心」を加えれば、不安のないカーライフを送ることができると思います。