50万円台から!「車=移動の手段」と思うなら、かつてのフラッグシップに乗ろう
カテゴリー: 特選車
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2015/01/21
移動の手段であるからこそ「快適さ」にこだわってみては?
この春から社会に出る方もいらっしゃると思います。中には、通勤手段として車が必要だという方もいらっしゃるでしょう。そんな方にオススメする車といえば、維持費の安い軽自動車やコンパクトカーが定番ですが、今回はあえてフラッグシップセダンをご紹介いたします。
ソニー損保が今年1月6日に発表した「2015年 新成人のカーライフ意識調査」によると、車を「移動の手段」と捉えている新成人は53.8%もいらっしゃいました。車が移動の手段であることは間違いなく、その考え方を否定するつもりもございません。しかし、だからこそ「快適さ」にこだわってみてはいかがでしょう。
人によって快適だと感じるポイントは様々でしょう。しかし、揺れを感じさせない安定した走行性能や、ゆったりとくつろげる室内などは誰しもが心地よいと思うポイントなのではないでしょうか?
フラッグシップモデルに乗ると、車の見方が変わる?
では、そんな「快適さ」を存分に味わえるモデルは何か。それは、前述したフラッグシップセダンです。メーカーが威信をかけて作り上げたフラッグシップモデルには、メーカーのこだわりや優れた技術がギッシリと詰まっています。一度でもこの手の車を運転してみたら、「こんなにも違うのか」と車選びの考え方が大きく変わると思います。
ただ、肝心なのはお金でしょう。最新のフラッグシップモデルなど、そうそう買えるものではありません。そこで、狙い目となるのが旧型です。そもそも現在、セダンの需要は勢いを落としており、一部のモデルを除いて相場が下がりやすい状態です。つまり、かつて一世を風靡した高級セダンといえどお手頃な価格で手に入れることが可能なんです。
中でも、ホンダ レジェンドの旧型は今が買い時です。2014年11月に新型が発表され、その影響で中古車相場が下落傾向にあります。直近3カ月の動きを見てみると、平均車両価格は約91万円で、若干の値下がり(2015年1月20日現在)。しかも、平均走行距離は8万3000kmから7万2000kmへと下落しており、今までより状態の良い物件が見つかりやすくなっています。
セルシオもシーマもオススメです!
もちろん、レジェンド以外にもお手頃な旧型フラッグシップセダンはございます。トヨタ セルシオ(最終型)と日産 シーマ(最終型)も非常に狙いやすくなっています。
平均車両価格はセルシオが約70万円、シーマが約55万円。中古車相場はセルシオはほぼ横ばいで、シーマは下落傾向にあります。
ただ、気になるのは平均走行距離です。セルシオが約10万5000km、シーマが約9万2000kmで、どちらもまだ上昇傾向にあります。これ以上、多走行になる前に狙うのもひとつの手でしょう。
高級車はボロくならず味になる
3台ともカーセンサーアフター保証対象車が総額100万円以下で購入圏内。アフター保証を付けておけば、万が一の際も保証範囲であれば無料で修理できるので、多走行気味の物件でも心強いと思います。
今回、紹介した車は最新のものに比べたら古いのは確かです。しかしモータージャーナリストの西川淳さんは、以前こんなことを言っています。「普通の車が古くなるとボロくなる。ただ高級車が古くなると“味”になる」と。
もちろん燃費とて、良くありません。ただし、高級車ならではの魅力も確実に存在します。燃費を含めどれくらい維持費がかかるかは、車を選ぶうえで大切な判断基準のひとつだとは思いますが、そこにとらわれすぎてはせっかくの魅力を見逃してしまう可能性もあります。驚くほどの静粛性や、大トルクゆえのゆとりある走り、そして快適な乗り心地。移動の手段と考えるなら「味わい深い快適な乗り物」を選んでみてはいかがでしょう。
▼検索条件
ホンダ レジェンド(旧型)&トヨタ セルシオ(最終型)&日産 シーマ(最終型)×総額100万円以下×CSA保証車※プランでCSA保証を付けた場合、総額100万円を超える場合があります