「自分だけの世界」に浸れる、男のための輸入クーペ
2014/08/08
旧型BMW3シリーズクーペで「ひとりの時間」と「家族の時間」の双方を大切にする
旧型BMW3シリーズをベースとする2ドアクーペ。セダンと比べるとパーソナルな雰囲気が強いのですが、実用的にも使えるモデルです
3シリーズクーペは2ドアクーペで、後部座席は比較的広々としています。3~4人家族であればファミリーカーとしの使い勝手も良好です
ベーシックグレードのみならず、スポーティな空力パーツやスポーツサスペンションなどを装着したMスポーツパッケージも総額300万円以下!
335iクーペ前期型に搭載される3L直6ツインターボのN54エンジン。低回転域から鬼のようなトルクを発生しますので、正直かなり速いです!
男には「ひとりになれる時間と空間」だって必要?
子供たちの夏休みもいよいよ佳境に入り、来週はいわゆるお盆シーズン。そんな時期に思うのは「家族サービスはもちろん重要だけど、男にはひとりになる時間だって必要だ……」ということかもしれません。そう考えているあなたに今、オススメしたいのがBMWの最終型3シリーズクーペです。
2ドアクーペの美点とは、あくまでパーソナルな空間および雰囲気と、それだけでは済まない大人の男としての責務(それこそ家族サービスなど)を果たすための機能が上手に両立されている、ということです。つまり、その気になれば自分一人の空間として「俺の世界」にずっぽり浸ることもできるし、それと同時にいわゆるファミリーカーとしても十分以上に機能するということ。ひとりの男としての自分と、パパや夫としての自分との狭間で何かと苦労も多い世代の方にとっては、うってつけのカテゴリーでしょう。
4シリーズクーペの登場で相場が軟化
では、数あるクーペの中から何を選ぶべきでしょうか? 国産車でも輸入車でもいいとは思うのですが、国産クーペはここのところ受難の時代が続いているので、選ぼうにもそもそも数が少ないです。ということで、検討すべきは自動的に輸入クーペになるかと思います。
で、輸入クーペの中でも今オススメなのが、冒頭で申し上げたBMWの最終型3シリーズクーペ。この形の後継モデルは「4シリーズクーペ」とモデル名を変え、昨年9月に発売されました。その4シリーズクーペのデリバリーが本格化し、同時に中古車市場でもそこそこの数が流通するようになりました。結果、3シリーズクーペの相場が若干軟化。走行3万km付近の物件が支払総額300万円前後、具体的には250万円前後から狙える状況になっています。
珠玉のツインターボも総額250万円前後で狙えます!
しかも、この総額で狙えるのはベーシックな320iクーペだけではありません。スポーティなパッケージオプションが装着された「320iクーペMスポーツパッケージ」はもちろん、超強力なツインターボエンジンを搭載した「335iクーペ」もこの価格帯で狙える可能性大なのです。
試乗経験のある方はご存じでしょうが、ツインターボの335iはまさに「アルピナいらず」と言えるほどパワフルかつシルキーな感触を誇る珠玉のクーペ。そのカーセンサーアフター保証対象車が総額250万円なのですから、これはもう車好き、運転好きであれば狙わない手はないのでは?と思えるほどです。
最終型3シリーズクーペは2ドアクーペとしては後部座席の居住性もかなりのものです。また、後部ドアがないということは、後席に乗せた子供が降りる際に隣の車に「ドアパンチ」を食らわせてしまうこともない、ということ。憂える車好きファミリーマンには何かと最適といえる最終型BMW3シリーズクーペ、お盆前またはお盆期間中にチェックしてみてはいかがでしょうか?
※プランでCSA保証を付けた場合、総額300万円を超える場合があります