ハイブランド輸入スポーツカー選びは価格帯に注目!
カテゴリー: 特選車
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2014/02/12
最高の輸入スポーツカーは総額300万円台ということで決定?
ポルシェのミッドシップ・オープン2シーターであるボクスターの旧型。走行距離約2万kmの2008年式が総額330万円前後で存在します(2014年2月2日現在)
2009年4月登場の現行BMW Z4。旧型はソフトトップでしたが現行は電動ハードトップに。2010年式sドライブ23iが総額350万円前後といったところ
こちらは昨年11月に「旧型」になったばかりのポルシェ製ミッドシップクーペ、ケイマン。2007年式ベースグレードが総額約350万円から狙えます
「スポーツカー」というわけではありませんが、並のスポーツカー以上の動力性能を誇るのがBMW335iクーペ。大人4人がしっかり座れるのもポイントです
総額100万円台では年式と見映えに若干の難あり?
2月~3月は中古車業界の繁忙期です。4月からの新生活に向け「せっかくなので心機一転、車を新しくしよう」と考える方も少なくないと思われます。そんな方にぜひ提案したいのが「総額300万円台の輸入スポーツカー」です。価格は別に100万円台でも200万円台でも400万円超でも構わないのですが、冷静に考えれば考えるほど、オススメは総額300万円ということになります。
なぜか? ……その答えは“バランス”にあります。
総額100万円台で狙える輸入スポーツカーも多数ありますが、年式的に古くなってしまうことは否めません。中古車趣味において「古い=悪い」と一概には言えませんが、一般的には「せっかくイカした(?)輸入スポーツカーを買うのだから、見映えがいいモデルで、メンテナンス面での不安が少ないものが欲しい」と思うでしょう。その場合、総額100万円台で狙えるモデルはそういったニーズに合致しにくいのです。
中途半端な200万円台、なかなか払えない400万円台
では、200万円台のモデルはどうでしょうか。これは決して悪くない選択でしょう。そこそこ新しめのモデルが狙えます。しかし、なんと言いますか若干の“中途半端感”があります。“旬な感じ”が薄れていたり、そろそろフルモデルチェンジを受けそうだったりと、完全に古くなることでクラシカルな魅力が出ているなら話は別ですが、中途半端に古い場合が多いのが輸入スポーツカーにおける総額200万円台なのです。
「じゃ、400万円台以上なら文句ないだろう!」と言われれば、もちろん文句はありません。大変ステキで、新車と見紛うモデルがいくらでも狙えるのが総額400万円台以上の世界です。しかし「総額400万円台以上をあなたは支払えるの?」と問われたとき、躊躇なく「うん、払えるよ!」と言える方はそう多くないでしょう。
最高の性能とブランドを現実的な予算で手に入れる!
そんなこんなを踏まえたうえで「総額300万円台の輸入スポーツカー」の数々を見てみると、ずいぶんとバランスが良いことに気づきます。今回は、そんな中からカーセンサーアフター保証を付けられる2007年式以降のハイブランド輸入車をピックアップしました。
例えば、BMW Z4のようにバリバリの現行型で“旬な感じ”が失われていないモデル。また、BMW335iクーペのように旧型ではあるものの、ツインスクロールターボによる圧倒的な動力性能が楽しめるモデル。さらには、ポルシェ ボクスターのような旧型になってはいるが、世間一般の人からすると最新モデルにしか見えず、いまだ世界最高レベルの走りとブランド性を堪能できるモデルなどなど。「頑張れば支払える価格で手に入る」というのが300万円台の輸入スポーツカーの魅力なのです。
それらを今こそ乗ってみてはいかがでしょう? 「これまで乗ったことがない車」を年度初めに購入し、新しい世界を体験するというのはステキなことではないでしょうか。そんな心理的な面だけでなく、消費税増税直前ということも相まって中古車市場が活発なことも今、狙いたい理由のひとつです。コンディションもスペックも良好なのに思いのほか手頃なプライスの物件が、チラホラ販売店に並んでいます。
そういった色々な意味での好機を逃すことなく、ぜひ、他の人とはひと味違う「輸入スポーツカーが自宅にある暮らし」をスタートさせていただきたいと、思う次第です。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額400万円を超える場合があります ※2【BMW】135i/335iクーペ/Z4【アウディ】TTロードスター【ポルシェ】ケイマン/ボクスター