高速道路1000円時代にピッタリのETC車載器装着車

ETCでの利用が1000円化されたことで、高速道路に活気が戻ってきました。これまで公共交通機関を利用していた人の中にも、家族や友人との旅行に車で出かけてみようと思っている人がいるのではないでしょうか。そんな「自動車旅行」を始める人にピッタリの車が、今回ご紹介するホンダフィット ハイウェイエディションです。

ハイウェイエディションは現行型フィットの特別仕様車として2008年6月に登場しました。3種類のグレードに、それぞれFFと4WDを用意。新車時の価格はベーシックな「G」が129万円~、ラグジュアリーな「L」が143.7万円~、スポーティなRSが167.85万円~でした。RSには5MTモデルも用意されています。

全車に設定されている特別装備は、まずETC車載器。本体はドライバーズポケット内に、アンテナはメーターバイザー内に、配線も見えないところにすっきりと装着されています。また「ハーフシェイド・フロントウインドウ」はフロントガラス上部の日差しを和らげるもの。晴れた日のまぶしさを抑えてくれます。
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ドライブにうれしい装備はほかにもあります。2WD車にはコンフォートビューパッケージも標準装備(4WD車はもともと標準装備)。曇りや雨滴を取り除く「親水/ヒーテッドドアミラー」、水をはじく「フロントドア撥水ガラス」、ワイパーラバーの凍結を防ぐ「熱線入りフロントウインドウ」が、悪天候でも良好な視界を確保してくれます。

さらにグレードごとの専用装備も充実。「G」にはドアミラーウインカー、リアプライバシーガラス、運転席ハイトアジャスターなどがセットになった「Fパッケージ」が、「L」にはHIDライトが、「RS」にはHIDライトや本革巻lきステアリングホイールなどが装着された「Sパッケージ」が備えられています。さらにMTモデルはスマートキーも装着。
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原稿執筆時点でカーセンサーnetに掲載されているフィット ハイウェイエディションは20台。最高値は165.9万円、最安値は79.9万円でした。グレード別では「G」が圧倒的に多く、16台を占めています。あとは「L」が3台、「RS」はわずか1台のみ(MTモデル)。4WD車も1台のみとなっています。

新車で登場してから、まだ1年ちょっとしか経過しておりませんので、走行距離が1万km以下の低走行車がほとんど。もちろん車検残もたっぷりです。修復歴車も1台のみ。半数以上の11台がホンダディーラーの物件なので、整備費用込みかつ保証付きとなっているのも嬉しいところです。

これから紅葉狩りや味覚狩りが楽しめる、本格的な行楽シーズンへと向かっていきます。地方の名所を巡るには、やはり電車やバスより車のほうが圧倒的に便利。高速道路もすいすいのフィットで、ぜひ楽しい旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。興味をもった方は検索窓に「フィット ハイウェイエディション」と入力してみてください。


Text/渡瀬基樹