2014年1月25日(土)、ハイブリッドカーを対象としたイベント「Eco Car Cup 2014」が富士スピードウェイで開催される。

ハイブリッドカーの燃費性能を最大限に生かしつつ、“より安全に”“より速く”“より低燃費”をテーマにしたレースイベントで、タイムアタックなどの競技要素が中心の耐久レースだ。ただし、ナビゲーターが同乗するラリー競技的要素も盛り込まれ、速さだけでなく燃費やチームワークといった総合力も問われる。

レースは3時間で行われ、決勝のスターティンググリッドは、事前の練習走行兼タイムアタックで決定される。“最低周回数は50周”“最速ラップは3分15秒以下”“最低5回のピットイン”など、独自のルールも設定されている。

対象車両はノーマル車から競技用車両、ハイブリッド専用設計ではない車両(派生ハイブリッド)までと幅広く、プリウスやインサイトだけでなく、レクサスやBMWなどの幅広いメーカーの車で参加できる。

参加資格は、運転免許証を所持していることで、2名以上であればOK。家族や気の合う仲間などと気軽にエントリーできる。参加料は1チーム4万9800円(別途入場料1人1000円、中学生以下保護者同伴無料)で、申し込みは大会の専用サイトから。

ハイブリッドカーというと燃費のいい車というイメージが強いが、近年は走りのいい運転の楽しいモデルも登場している。普段はエコランに徹している自分の愛車が、実はサーキット走行もバリバリこなす車だったりしたら? 自分の愛車のポテンシャルを知るうえでも、家族や仲間と楽しく過ごすイベントとしても楽しめる耐久レースになりそうだ。

ハイブリッドカーという条件の中で、様々な車種がしのぎを削る耐久レース。独自ルールが設定されているため、ただ速いだけでは優勝できない

ハイブリッドカーという条件の中で、様々な車種がしのぎを削る耐久レース。独自ルールが設定されているため、ただ速いだけでは優勝できない

ラリー競技の要素も取り入れられ、ナビゲーターが同乗するなど“遊び”的要素も盛りだくさん。目を三角にしないでも十分に楽しめるイベントだ

ラリー競技の要素も取り入れられ、ナビゲーターが同乗するなど“遊び”的要素も盛りだくさん。目を三角にしないでも十分に楽しめるイベントだ