もうすぐ2歳の双子の娘と妻と、家よりも濃い家族の時間を過ごしています
2018/05/07
車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは、どんなクルマと、どんな時間を?
車の中は奥さまとゆっくり過ごせる空間
待ち合わせ場所の公園に現れたトヨタ ヴォクシーの車内をのぞくと、後部座席に可愛らしい双子の女の子が座っていた。今回取材させていただいたT.Tさんの娘さんたちだ。
2人とも特等席が決まっていて、それぞれお気に入りのキャラクターのぬいぐるみが上から吊り下げられている。移動中にぐずったり泣き出したりしたときに、そのぬいぐるみを使ってあやすのだそう。
少し散歩をしようということで、荷室を開けると、びっくり! ベビーカーが3台も積まれていたのだ。
「いつも双子用のベビーカー1台と1人用のベビーカー2台を積んでいます。双子用のベビーカーは大きいので、狭い通路とかは動きづらくて。買い物に行ったときは1人用のベビーカーをそれぞれ押していることが多いですね」
なんとも、双子ならではの苦労だ。
加えて、ベビーカーを3台積むと、その他の荷物もそれほどたくさんは載らない。そのため、遠出をするときは持っていくベビーカーを厳選する。
例えば、ベビーカーを3台積むには3列目シートを畳まなければならず、奥さまは助手席に乗るしかない。しかし、ベビーカーの数を減らせば、荷物を2列目や助手席に載せることもできるため、奥さまが後ろに座って2人の面倒を見ることもできるのだ。
ご自宅には通勤用の日産 デイズルークスもあり、ヴォクシーが活躍するのはお互いの実家に帰るときなどが多い。
秋田県にある実家への道のりは約2時間半。少し長めのドライブではあるが、家族の大切なコミュニケーションの時間となっているそうだ。
近い距離で愛娘を見守ることができたり、子供が寝たら奥さまと会話を楽しんだり。
特に、家事や子供の世話やらで忙しい奥さまとゆっくり話ができる貴重な空間なのだ。
T.Tさんいわく、「車の中は家をぎゅっと縮めたような場所」なんだそう。
これから娘さんが成長したらベビーカーはいらなくなり、そのうち愛娘と2人でドライブ、なんて日もくるだろう。その時々で載せる荷物や人は変わっても、車の中は変わらず家族との大切なコミュニケーションの場であってほしい。
どんなクルマと、どんな時間を?
トヨタ ヴォクシー(現行型)と、家族とゆっくり会話する時間を。
2014年から生産されている、5ナンバーサイズ背高ミニバンの3代目。エンジンは2Lガソリンの他、1.8L+モーターのハイブリッドモデルも用意されている。T.Tさんの車は、エクステリアやインテリアの加飾が特長的な特別仕様車“煌”。
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