エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム|自動車なんでも用語集

エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム(えころじかる・どらいぶ・あしすと・しすてむ)/[便利]

エコロジカル・ドライブ・アシスト・システムとはホンダのエコドライブ支援システムのこと。エンジンとCVTを協調制御する「ECONモード」(※写真1)、メーターの色の変化で燃費走行状況を表示する「コーチング機能」(※写真2)、燃費運転の採点をする「ティーチング機能 -採点機能-」(※写真3)の3機能で構成されている。

「コーチング機能」は、スピードメーター背景色の変化により、燃費運転の状況を知らせる機能である。スピードメーター背景色は、燃費の良い運転のときには緑色、緩やかな加速や減速時など比較的燃費の良い運転のときには青緑色、急加速や急減速時など燃料消費が多い運転のときには、青色に変化する。

「ティーチング機能 -採点機能-」は、Honda HDDインターナビシステムを装着することで利用できる。ナビ画面上に、運転操作のエコ運転度採点履歴や採点内容の詳細、また「燃費向上アドバイス」などの「エコインフォメーション」を表示。それをもとに、より低燃費にするための運転の仕方について、アドバイスが表示される。また、これらの情報は、パソコン上でインターナビ会員専用のホームページにアクセスして確認することもできる。

タコメーター内には、燃費運転が上達するにつれて、画面内の「リーフ(葉)」が育つ表示機能も搭載。「リーフ(葉)」を長期間にわたって育てる楽しみを通じて、より低燃費な運転を習得しやすいシステムとしている。

2009年8月現在、2代目「インサイト」に搭載されている。