ABS/Antilock Brake System|自動車なんでも用語集'

ABS/Antilock Brake System(えい・びー・えす/あんちろっく・ぶれーき・しすてむ)/[安全]

ブレーキング時にタイヤがロックしてグリップを失うのを防ぐため、ロックする寸前でブレーキを瞬間的に緩め、つねに最大のブレーキング性能を引き出すシステム。アンチロックブレーキシステム(Antilock Brake System)の略。

実際には絶対的な制動力の向上よりも、ブレーキをかけながらもハンドルが利き、危険を回避できるというメリットのほうが大きい。もともとは航空機用に開発されたもので、国産車では2代目ホンダプレリュードに装着された4W-ALBが初。当初はメーカーごとに独自の名称がつけられていたが、安全装備として車種を問わず導入されるようになり、現在はABSに統一されている。