エコ&セーフティ 神戸カーライフ・フェスタ2015の様子


JAF兵庫支部は、4月に全国で初めて導入した「チャイルドシートコンビンサー(チャイルドシート使用効果実演車)」を、5月16日から17日の2日間「エコ&セーフティ 神戸カーライフ・フェスタ2015」に出展しました。この車両は、ダミー人形を乗せたチャイルドシートを装着し、空気圧で押し出すことにより、最高で時速20kmの衝突を実演することができます。チャイルドシートを正しく使用した場合と不使用時の違い等をご覧いただき、重要性を実感いただけるものになっています。
実演が始まると、車両の前には人だかりができ、2日間で228名に見学いただきました。チャイルドシート不使用時の実演では、車両衝突時、座席に座らせたダミー人形が前方へ投げ出されるのを見た見学者から、「自分のこどもだったら?と思うとゾッとする。チャイルドシートの大切さがよくわかった」「こどもが泣くので使用していなかったが、これからは必ず使用します」などの感想がありました。
2014年に警察庁と合同で実施した「チャイルドシート使用状況調査」の結果、使用を義務付けられている6歳未満全体の兵庫県内使用率は47.5%(全国平均61.9%)となりました。JAF兵庫支部ではこの車両を積極的に活用し、チャイルドシート使用率向上を図りたいと考えております。
JAFブースでは他にも「エコドライブに因んだクイズ」「ビンゴ大会」「顔写真入り子ども安全免許証発行」「反射材効果体験」などを実施し、ブースの来場者数は3,984名(前年3,245名)となりました。
「エコ&セーフティ 神戸カーライフ・フェスタ2015」は環境省、神戸市、JAFの主催で神戸メリケンパークにて開催し、今年で5回目となりました。天候にも恵まれ、期間中の総来場者数は52,500名と、前年の51,300名を上回る結果となりました。