チーム・プジョー・トタルのステファン・ペテランセルとシリル・デプレは、独特の性格を持つ 5442km に及ぶイベント 「チャイナ・シルクロード・ラリー」での様々なチャレンジを乗り切り、プジョー 2008 DKRで見事に1-2フィニッシュを達 成しました。

チャイナ・シルクロード・ラリー


チーム・プジョー・トタルは、中国のモータースポーツで数々の 成績を残しており、2010 年と 2011 年には、プジョー908 が珠海 の耐久レースを制しています。今年は、プジョーにとって大きな マーケットである中国でチャイナ・シルクロード・ラリーに挑みま した。9 月 11 日(金)に敦煌でのフィニッシュを迎え、ステファン・ ペテランセル/ジャン‐ポール・コトレ組、シリル・デプレ/デビッ ド・カステラ組が、プジョー 2008 DKR で 1-2 フィニッシュを果た し、プジョー・スポールに新たな歴史を刻みました。

このイベントは 2000km の競技セクションと、3479km のリエゾンセクションから構成され、2 週間にわたって開催され ました。広大な砂丘や高速セクション、川底、岩、石、泥と、様々な試練が待ち受けたこのイベントで、2日目に首位に 立ったペテランセルは、6 度のステージ勝利を獲得。SS2 でのトップタイムは、プジョー 2008 DKR にとって初のステ ージベストとなりました。プジョー 2008 DKR は砂丘や高速セクションで強さを発揮し、今回の改良は 2016 年 1 月の ダカールラリーに向けて「プジョー 2008 DKR 16」に投入していきます。

プジョースポール・ディレクター ブルーノ・ファマン:

「今回の目的は、走行実績や経験を積むことにありましたが、1-2 フィニッシュという結果を持ち帰ることができました。 ラリーチームと、拠点であるヴェリジー、両方のチームの活躍を非常に誇りに思います。私たちの目標はダカールで すが、全員が今回のプロジェクトに向けて 1 年以上取り組んできましたので、報われました。本当によかったです。」

ステファン・ペテランセル:

「新世代のプジョー 2008 DKR のデビュー戦を、勝利でまとめることができ、とても誇りに思います。世界的に見ても とても長いラリーですが、素晴らしい景観にも恵まれ、ドライビングを楽しめました。技術面でも、期待どおりトラブル なく走り切れました。チームのメンバーが笑顔で出迎えてくれた最後のステージは、間違いなく最高の思い出です」

シリル・デプレ:

「これ以上ないほどハッピーです。様々なタイプの路面がある、大変長いラリーでした。毎日何かしらのハプニングが 起こりましたが、私たちはステージが終わるたびにその日の走りを分析しました。2 週間、チームとして戦い続けたこ とで、メンバーの絆も深まったように思います」


■ 2015 China Silk Road Rally レース最終順位
1:Stéphane Peterhansel / Jean-Paul Cottret:Peugeot 2008 DKR
2:Cyril Despres / David Castera:Peugeot 2008 DKR
3:Han Wei / Pan Hong Yu:Haval
4:Christian Lavieille / Jean-Pierre Garcin:Haval
5:Lui Kun / Liao:Mitsubishi Pajero

チャイナ・シルクロード・ラリー
チャイナ・シルクロード・ラリー



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